ミスト The Mist

●「ミスト The Mist」
2007 アメリカ Darkwood Productions,Demension Films,125min.
監督:フランク・ダラボン  原作:スティーヴン・キング「霧」
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「ショーシャンク~」も「グリーンマイル」も、好きな映画だし、物語だが、この映画はダメだ。allcinema
には称賛の声が多いが、そう言う見方もあるのだなあ、と思う。私としては、最低最悪の映画。
超C級映画だと断じよう。「見にきた客を思い切り嫌な思いにして帰す」ことが目的の映画だとしても
到底許せるものではない。 映画は、人間の愚かさや、絶望の愚かしさを啓示する傾向にあるのだが、
まさか、とは思ったが、ラスト4発残ったリボルバーで逃げ残った幼い息子を含む4人を殺した
主人公の行為は、「これぞ、ダラボンが言いたかったことだよな!」と納得する人が多いようだが、
自分の幼い子供を殺せる(それがどれだけ絶望的な状況下であったにせよだ)父親がどこにいる?
少しの希望を求めて脱出してきたのは何の為だったのか、異界と現実が結びついたとき、嘆いても遅い
っての。(そこまで、感想を言わせたらダラボンの勝利と思われる人もいるだろう)

だが、しかし、それでも、この映画のこの終わり方は許せない。そのうえ、霧の中に何があるのか、
もっと高級な現象を予想をしていたのだが、ゾンビの登場、。それも良く出来てないゾンビ!

何でも置いてあるスーパーに閉じ込められる便利さ。グランドホテル形式の群像。唯一、オカルト女の
存在が、よけいに映画をいらつかせて良かった(皮肉)。あまりにもうざいので、店員に頭を撃たれて
死んじゃうんだけどね。結局、彼女に扇動されて、スーパーにとどまった奴らが助かった訳だね。
そして勇気を持って外に出た人たちは死んじゃったのね。(最初に出ていった弁護士はザマミロだけど)
そんな非人間的なことは映画にすべきでない。映画は人々に絶望を与えるためにあるのか?
私は夢と希望と感動を貰いたいものだ。救いのないエンドでも、すがすがしさとか、カタルシスを感じたい。

だれが、何と言おうと、スティーヴン・キングがいかに大作家であっても、この映画は絶対に認めない。
(私はね。絶賛する人がいても、批難はしませんよ)このエンディングは原作にはないらしいですね。
ストーリーはざっと以下の通り。いささか時間が長い気がしました。


『原作者スティーヴン・キングとフランク・ダラボン監督が「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続い
てコンビを組んだ驚愕のホラー・ミステリー。人々が突然町を包み込んだ濃い霧とその中にうごめく不気味
な生物たちの恐怖でパニックに陥っていくさまを描く。主演は「パニッシャー」のトーマス・ジェーン。

 のどかな田舎町を襲った激しい嵐の翌日、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した異様に深い霧に懸念を
抱きながら息子と共にスーパーマーケットへ買い出しに出掛けた。
するとやはり、その濃い霧は間もなく買い物客でごった返すマーケットに迫り、ついには町全体を飲み
込むように覆っていく。人々がマーケットに缶詰状態となる中、霧の中に潜む不気味な触手生物を発見
するデヴィッド。彼を信じた者たちはただちに店のバリケードを作り始め、武器になる物もかき集める。
その一方、骨董品店の女主人カーモディは狂信めいた発言で人々の不安を煽ってしまう。そして夜、突如
として霧の中の生物たちが襲撃を開始、店内は大混乱となるのだが…。』(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2009-05-02 22:10 | 洋画=ま行 | Comments(0)