スピード2 Speed 2 Cruise Control

●「スピード2 Cruise Control」
1997 アメリカ 20th Century Fox Film Co.,Blue Tulip Productions,125min.
監督・製作:ヤン・デ・ヴォン
出演:サンドラ・ブロック、ジェイソン・パトリック、ウィレム・デフォー、テムエラ・モリソン、他
e0040938_17302355.jpg

公開直後から悪評さくさくの本作、どんなもんかと、GWの暇つぶしに観てみました。後半のスペクタクル
シーンは面白かったですが、あとはすべて中途半端で、2時間以上ある映画の割には中身がスカスカ。
こりゃ、ラジー賞にたくさんの部門でノミネートされるはずですわ。大方の批評は、これを「スピード」の
続編として作ってしまったことが失敗であると。大型クルーザー乗っ取りのアクション・スペクタクル大作と
して売り出せば、それなりに見れたかもしれない。どうしてもパート1と比べちゃうでしょ。

ダメな点はたくさんあるのだが、ウィレム・デフォーが出てきたとたんに、犯人が判っちゃうこと。で、彼が
犯行に及んだ動機が、「コンピュータ・プログラマーである犯人は豪華船のコンピュータ・システムを開発
したのに、会社は船舶会社に気軽に売り渡し、あげくに病気になったからといってポイと彼をリストラ。
コンピュータを製作している現場は銅中毒に侵され易いらしく、彼は余命2年。ヒルをいつも飼っていて、
自分の体からヒルの力で銅の毒を吸い取ってもらっている。カリブ海のクルーズ船内で宝石の
ファッションショーがあると聞きつけ、これを乗っ取って船を爆破する計画を作った」わけだが、薄っ
ぺらい設定だなあ。

加えて、パート1でキアヌ・リーブスの役どころであった主人公をジェイソン・パトリックが演じるのだが、
地味。アクションは派手なのに地味なのでカッコ良さが付いてこない。残念だなあ。彼自身は頑張って
いるのだろうけど。恋人のサンドラ・ブロックとの間の機微が省略しすぎで、最後に2人は結ばれるのだが
感激が薄い。乗船客の背景は思い切り省略。ならば、犯行が始まってからの1時間をもう少し端折った方
が良かった。

後半のクルーザーの暴走(特にタンカーを擦りながらも衝突をさけたが、港につっ込んでいくところの
CGとか)最後にボートを貸してくれた(強引に借りた?)現地人のカップルが、犯人の落とした宝石が
たくさん入ったバックパックを拾い上げるところなど、面白くなったのに、惜しいなあ。
e0040938_1731263.jpg

ラスト、運転免許の再取得に挑戦のサンドラ、パーキングから出ようとすると、突っ込んでくるバスが
「スピード1」に出てきたバスのカラーリングで、「あのバス、スピード出しすぎよ」というところが一番
面白かったかな。

サンドラ・ブロックの良さも、最後のウィレム・デフォーとの水上の戦いと水上飛行機での戦い以外に
発揮できてない。ホント、中途半端な映画だったなあ。
e0040938_17315620.jpg

この映画の情報はこちらまで。
トラックバックURL : http://jazzyoba.exblog.jp/tb/10174198
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by jazzyoba0083 | 2009-05-04 16:25 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)