2009年 05月 17日
天使と悪魔 Angels and Demons
2009 アメリカ Sony Pictures Entertainment,Columbia Pictures,Imagine,138min.
監督:ロン・ハワード 原作:ダン・ブラウン『天使と悪魔』
出演:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・ステルスガルド、ほか。
『「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で贈る“ロバート・ラングドン”シリーズ
第2弾。ダン・ブラウン原作のシリーズ1作目を、映画版では時制を前後させ続編として製作。教皇選挙
(コンクラーベ)が行われるヴァチカンを舞台に、宗教と科学の数百年にわたる対立の歴史が招いた恐る
べき陰謀の阻止に奔走する宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍をサスペンスフルかつダイナミック
に綴る。共演は「ミュンヘン」のアイェレット・ゾラーと「スター・ウォーズ」シリーズのユアン・マクレガー。
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授は、ルーヴル美術館での一件以来冷戦関係
だったヴァチカンから思いがけない協力要請を受ける。
秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れていた。それは17世紀にガリレオを中心とする科学者に
よって組織されるも、ヴァチカンの激しい弾圧で消滅したものと思われていた。しかし秘かに復讐の機会を
待ち続け、教皇の逝去を受けて行われようとしていたコンクラーベに乗じてついに復活を果たしたのだ。
彼らは最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに殺害すると予告、その上ヴァチカン全体を爆破
する計画まで進めていた。そのために彼らはスイスのCERN(欧州原子核研究機構)から恐るべき破壊
力を秘めた“反物質”を盗み出していた。そこでCERNの科学者ヴィットリア・ヴェトラも駆けつけ、
ラングドンと協力して事件解決に乗り出すが…。』(allcinema)
前回の「ダ・ヴィンチ・コード」を観た時は、原作を読んでいたにも関わらず字幕を追うのが忙しく、画面の
美しさや演出・演技を堪能出来なかった、(物語が専門的で複雑だったこともあるが)ので、今回は私以上
に歴史に疎い奥さんと相談して、日本語吹き替え版を観賞。洋画をいきなり吹き替えで観たのは初めて
でじゃないかしら。飛行機の中は別として。
事前の知識として「前作よりは判りやすい」という評判を聞いていたので、やはり字幕版にしたほうが
良かったかなあ、と一瞬思いましたが、吹き替え版で結果正解でした。複雑ではないといはいえ、
バチカンと科学者との歴史的な対立。ガリレオの存在、「イルミナティ」の存在、ローマ法王庁のこと、
最新の科学事情などが背景にあるので、より物語を理解するためには吹き替えで良かったと思いました。
「コンクラーベ」や、枢機卿秘書長であり、ローマ法王未決定時のバチカンの責任者であるカメルレンゴ
という職業も、本来は事前に勉強しておくと、より理解が深まったことでしょう。これから観に行かれるかた
はウィキペディアで「カメルレンゴ」という職位を確認しておくことをお勧めします。
そのカメルレンゴを演じるのがユアン・マクレガーであります。この人がキーマンとなります。
物語は出てくる単語以上にシンプルで、かつてガリレオたち科学者を迫害したローマカソリックの総本山
バチカンに対し、科学を否定し迫害してきた復讐をするとして、「反物質」を盗み、教皇候補の4人を
「土」「火」「風」「水」の4要素に絡めて殺していく。しかし、その裏には、宗教と科学という表のテーマ以外
の意外な陰謀が隠されていたのだった。
亡くなった教皇は実は毒殺されていて、それはガリレオの時代から続く秘密組織「イルミナティ」の仕業
ではないか、とカメルレンゴと、ラングトン教授たちは推測する。しかも、バチカンの内部に「イルミナティ」
のメンバーがいるのだ。彼らは、次々と殺されていく教皇候補たちの謎を追いかけて真実に迫ろうとする。
何とか教皇候補らが殺されないように4つの要素のある教会を、暗殺者より先回りしてローマ市内から見
つけ出そうと必死に考えをめぐらすラングトンとヴィットリアだが、3人の候補者については先を越されて
まんまと殺されてしまう。加えて3人目のところでは暗殺者から銃撃をくらう。ようやく4人目の「水」の謎を
犯人より早く解き明かし、現場に行くが、警官は射殺され候補の枢機卿は泉の中に重しをつけられて沈め
られた。
ラングトンは必死に水面上に押し上げようとするが、重い。ようやく近くにいた人たちの手も借りて、
最後の4人目は命を救うことができた。
ラングトンらは、「イルミナティ」の手がカメルレンゴに及ぶことを察知し、急ぎバチカンへと走った。
カメルレンゴの部屋に飛び込むと、部隊長が床にへたり込んだカメルレンゴに何かをしようとしていた。
(ように見えた)カメルレンゴは「裏切り者だ」と叫び、警官隊は彼を射殺、さらに、枢機卿の中でも
カメルレンゴと対立していた枢機卿が飛び込んでくると、カメルレンゴは「彼こそイルミナティだ!」と叫び
彼も警官隊に射殺されてしまう。なんとカメルレンゴは、胸に教皇の焼印を押されていたのだ!
時刻を限られた「反物質」の爆発までは時間が迫っていた。最後に助けた枢機卿の証言で、彼ら
が捕えられていたのが、サンタンジェロ城であることが判明、やけどの苦痛をこらえてカメルレンゴと
ラングトンらはサンタンジェロ城の枢機卿らの捕えられていた施設に急行するが、「反物質」は確保した
ものの、すでに爆発は避けられない状況にあった。
一方暗殺者は、ラングトンらの追跡を振り切り、逃亡用にあてがわれていたクルマに乗り、エンジンを
かけた瞬間に爆弾が爆発、実行犯は身内の手により消されたのだった。
「反物質」爆発を止められないと知ったカメルレンゴ、亡くなった教皇にわが子のように育てられた彼は、
自分が「反物質」を持ってヘリに乗り込み、バチカン入り前に空軍にいた経験を活かし自ら操縦して高高度
に上昇、自らはパラシュートで脱出して、被害のない上空で爆発させることに成功した。
「反物質」の爆発って理論的に良く解らんのだけど、映像ではああいう風になるのかね。
<ここから下はネタばれしていますので、未見の方は、読まないでくださいね>
で、無事にバチカン広場に舞い降りたカメルレンゴには称賛の嵐。彼を次の教皇に、という枢機卿が
続々と現れた。
一方、自分の仲間の手帳を取り上げてしまった(すでに射殺された)バチカンのスイス傭兵部隊長の
机の中を探ると、日記のほかに、常に教皇室を見張れる4つの監視カメラのモニターが出来てきた。
部隊長は健康に不安のある教皇の様子を監視していたのだった。
ラングトンらは、何かが録画されているかもしれない、と巻き戻してみると、先ほどの部隊長射殺シーンが
現れた。そこには驚愕の大どんでん返しが写されていた。
実は、カメルレンゴこそ「イルミナティ」の黒幕、であったのだ。彼は「反物質」を見つけた科学の力を認めた
教皇を毒殺で亡きものにし、旧来の教義に基づく原理主義的教皇の座に自ら着き、バチカンの威厳を復活
させようとの欲望に負け、自分の対立候補になるであろう改革派4人の有力枢機卿を、「イルミナティ」の
仕業に見せかけて、雇った暗殺者に、自分で書いた宗教的な筋書きに従い、殺させたのだ。
殺された4人(4人目は助かったが)すべて、胸に、「EARTH」「FIRE」「AIR」など4つの要素の焼印が
暗殺者により押されていた。カメルレンゴは、最後の教皇の焼印を自らに押し当てて、自分も被害者を装っ
たものの、それを見破った傭兵隊部隊長を、カメルレンゴの部屋にラングトンらと共に飛び込んだバチカン
警察に射殺させ、自分の存在を怪しいとにらんでいた枢機卿の一人も「イルミナティだ!」と名指しすること
で殺害させたのだ。
そう、すべての筋書きは、カメルレンゴの仕業であった。自分の悪事がばれたカメルレンゴは、バチカン
の中で、石油ランプを掴んで自ら頭から灯油を浴びて焼身自殺を図り、果てたのだった。
そして、「コンクラーベ」は終わり、イタリアの枢機卿が新しい教皇に選ばれ、ルカと名乗ることになった。
ルカは医者でもあったことから、科学と宗教の融和を象徴するような命名と思われた・・・。
全体の印象としては、重厚さとしては難解ではあったものの「ダ・ヴィンチ・コード」に軍配があがる。
映画の娯楽性から見れば「天使と悪魔」かな。なんか軽い活劇風になっちゃったウラミはあるけどね。
カメルレンゴの最後の大どんでん返しは、見ごたえあったものの、彼の仕業に帰結させることにより、
「宗教対科学」の構造がやや希薄になった。
また4つの教会の謎解きが、わざと臭い感じがした。なぜって、ローマの教会って何百年前からあった
わけで、ラングトンくらいの知識を持つ人なら4つの要素とローマ教会なんて、大学で講義していそうな
もんだけどなあ。
作品自体、前作より確かに判り易く、エンタティンメントとしても良くできていたと思うので、まあ、そう
目くじらを立てるほどじゃないんじゃないかな。
「グラン・トリノ」とか「ノーカントリー」などとは全く別次元の、映画の楽しさの側面を堪能できる作品で
あろうかと。
この映画の情報はこちらまで。
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