ダーウィン・アワード The Darwin Awards

●「ダーウィン・アワード The Darwin Awards」
2006 アメリカ 3 Ring Circus Films,Blumhouse Productions,95min.
監督・脚本:フィン・テイラー
出演:ジョセフ・ファインズ、ウィノナ・ライダー、デヴィッド・アークエット、ジュリエット・ルイス、クリス・ペン他
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短い時間で、余り頭を使わず笑えるコメディをひとつ、という感じえで見てみました。これは、アメリカ人で
ないと作れないし、この映画が表したい真の笑いというものも判らないんだろうなあ、と思いながら観ま
した。
ドタバタなので、そのあたりはドリフにも通じる万国共通のものですが、「世界一愚かな死に方をした」人に
与えられる賞がベースになっているので、そのシニカルというかブラックの面では付いていけない
笑いもありましたね。主演のジョセフ・ファインズは、お馬鹿な元警官の保険会社のプロファイラーを好演、
ウィノナ・ライダーは、個性が出きってなかった感じを受けました。

『優秀なプロファイラーのマイケル・バロウズ(J・ファインズ)は血を見ると失神してしまう欠点のために
ヘマをやらかし警察(サンフランシスコ市警)をクビになってしまう。
そんなマイケルは、あまりにも愚かな死に方をした人を称えるインターネットの“ダーウィン賞”にハマって
いた。ある時彼は、この賞で取り上げられているような人たちが保険会社に莫大な損害を与えていると確信、自分のプロファイリング能力でそのリスクを回避できると保険会社に自分を売り込むのだった。
会社側はそれを証明できれば採用すると約束。こうしてマイケルは、保険調査員のシリ(ウィノナ)を
パートナーに、全米各地のダーウィン賞候補の再調査に向かうのだったが…。』(allcinema)
印象的なのは、おやつの自動販売機の下敷きになって死んだ男の話=マイケルによれば、おやつ自販機
に手を突っ込んで、クッキーを盗み出そうとしたその男は、手が抜けなくなり、週末で誰も居なくなった
ビルの中で、焦って手を抜こうとして自販機が倒れこんできて潰された・・・と推理(なんとアホな!)
キャンピングカーが突っ込んできて重傷を負った歯科医と患者、それに会社経営者と秘書で愛人。
マイケルによれば、自家用ジェットのオートパイロットの話を聞いた愛人は、自分の運転でキャンピングカー
を運転して移動中、クルーズコントロールのスイッチを見つけ、これをオートパイロットと思い込み、
スイッチを入れて、座席を立ち、ボスにブロウジョブのサービスを実施。ボスが「誰が運転しているんだ?」
と尋ねると、「大丈夫よ、オートパイロットだから」と愛人。「え!」と思った瞬間、目の前には、まさに
治療の真っ最中の歯科医院があったのだった!と推理。(そんなアホな!!)

さらに、メタリカのライブ会場で、会場内に落ちてきたバンに潰されたて落命した男。マイケルの推理では
チケットがないのにメタリカのライブ会場に来た男二人。ダフ屋を装ってチケットを入手しようとしたが
だめ。そこで、会場の塀を乗り越えて、中に侵入することを決意。1人が塀を乗り越えたものの、実は
塀の内側が地面まで相当な高さがあることが判る。塀に捕まる力が尽きて、1人が落ちるが、途中の木に
引っかかって止まる。だが、余計な動きをしたばかりに、やっぱり地面まで落下してしまう。
打撲で動けない仲間を、クルマに紐をつけて、バックして引っ張り上げようとしたが、なにせ二人とも
ハッパを吸ってラリっているので、クルマの男、間違えてアクセルを踏み、塀を突き破って内側に落下、
下で助けを待っていた男の上にクルマは落ちたのだった。その音でコンサートは一旦中止。運転して
いた男も重傷を負ったのだった。(アホばっかり!!)

そんなオバカな死に方をプロファイルしていくマイケル。あっけに取られるシリ。マイケルも自分が
シャワーを浴びているときに滑り止めのないバスタブで石鹸を落とすと、ひっくり返って怪我をするか
悪くすると落命する確立が高い、と自分の時は、体中にロープを巻いてのシャワーとするが、腰を中心に
くるくると回ってしまってどうしようもない、そんなオバカには単純に笑えた!
血を見ると失神するマイケルに、シリがこっそりケチャップを着けて見せると、見事にひっくり返るなんて
ところも。

ようは「トムとジェリー」で、たとえばトムがローラーに轢かれて紙のようにぺッタンコになるシーンを
笑い飛ばせる風土のある国のお笑いなんですな。

全編、大学生の卒業制作ビデオという風体を取っているので、学生のカメラが捕らえた映像ですよ、という
意味でフレームが表示されるが、時として、本来のカメラのショットと、大学生カメラのショットが判然と
区別できなくなる。そのあたりの甘さはいただけなかった。結局この大学生もトラブルにまきこまれるの
だが・・・。
お気楽に観飛ばすには面白い映画だと思いました。このダーウィン賞ってほんとにあるからスゴイですね。
この映画の詳しい情報はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2009-05-28 22:30 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)