2009年 07月 21日
幸せになるための27のドレス 27 Dresses
2008 アメリカ Fox 2000 Pictures,Spyglass Entertainment,111min.
監督:アン・フレッチャー
出演:キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マースデン、マリン・アッカーマン、ジュディ・グリアほか。
『「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ハイグル主演のロマンティック・コメディ。27回も花嫁付添い人
として友人の幸せを見届けてきたヒロインが、ようやく自分自身の幸せを見つめて一歩を踏み出す
姿を描く。共演は「スーパーマン リターンズ」のジェームズ・マースデン。監督は「ステップ・アップ」の
アン・フレッチャー。
世話好きのジェーンは人の幸せばかりを気にかけ、いまや結婚式では花嫁付添い人のスペシャリスト。
クローゼットには花嫁付添い人として着たドレスが27着も。ところが、そんな彼女も自分の恋には臆病で、
片想いの上司ジョージにいつまでたっても想いを告げられずにいた。そんなある日、ジョージがジェーン
のわがままな妹テスと出会って一目惚れ、あっという間に結婚まで話が進んでしまうのだった。
ショックを隠して2人の結婚準備に奔走するジェーン。一方、地元の新聞社で結婚式の記事を手掛ける
記者ケビンは、そんなジェーンを取材しようと執拗にアプローチを繰り返すのだったが…。』(allcinema)
誠に判り易くシンプルな恋物語。設定も既視感の漂うものではあるが、主人公のジェーンにイライラしたり
応援したりで同化しやすい設定もよろしく、最後まで見切ってしまいます。ただ、映画館まで足を運ぶか、
というと、う~んという感じ。なので、昨年シネコンで予告編を見て面白しろそうだな、と思いながら、
WOWOWで上映される日を待っていた、というわけ。
個人的になじみの顔がでるわけでもないし、お人よしの姉ジェーンのあまりにも、のお人よしっぷりに
呆れたり腹が立ったりしましたが、蓮っ葉な妹が登場するにおよび、だいたいストーリーが見えてきます。
人の世話をすることが大好きで万事控え目なジェーンは、会社のボスに思いを寄せてるにもかかわらず、
有能な秘書代わりにいいように使われて、それでも、満足。大好きな友達の結婚式のコーディネートに
奔走し、介添え人を務め、感謝され、満足していた。介添え人をしたのは27人、その時のドレスも大事に
とってあった。
そんなジェーンにひそかに思いを寄せつつ、地元の結婚事情を書いているライターのケビンは、ジェーンに
もっと自分を主張し、自分を大事にして、といろいろアドバイスをするが、ジェーンの臆病さは治らない。
そんなおり、小さいころから、なんでも姉に身の回りを任せてきてわがまま邦題に育った妹のテスが
ジェーンの家に転がり込んできた。テスはパーティーでジェーンのボス、ジョージに出会い、二人とも
お互いをよく知らないまま惹かれあい、結婚することになる。世話を焼くのは当然姉のジェーンだ。
大好きなあこがれの人を妹に取られてもなお引っこんでいるジェーンにケビンはイラつくが、そんな
ジェーンのストーリーを新聞記事にし、脚色して掲載したことで、二人の仲は最悪に。
一方、妹の結婚式の準備をするジェーンは、父親がテスの結婚式のために、と亡くなった母親の
ウエディングドレスをプレゼントするが、テスは自分に合わないと勝手に切り刻んでデザインを変えてしまう。
ここに至って、ジェーンは妹に切れて、結婚式の前にお互いのこれまでをスライドショーで見せあう
パーティーで、テスは実は男癖が悪く、バツイチで、ジョージに合わせてベジタリアンだと言っているが、
実は肉大好きな女であることなど、テスの本性を暴くような写真を並べたて映し出すという意地悪を
仕掛けた。ジョージはテスの本性を知り、婚約は破棄。
これまで、自分の中で押さえつけてきたものを爆発させたジェーンだが、やったことの後味の悪さに自己
嫌悪に苛まれていた。
方や、記者のケビンはジェーンへの思いは断ちがたく、最後に分厚いシステムノートを持っていたジェーン
に、ブラックベリーをプレゼントし、彼女の前から消えるが、テスと別れたジョージのオフィスも辞めようと
したとき、初めてジョージに自分の気持ちを打ち明け、ジョージとキスを交わすが、二人とも何とも感じ
ない。あんなに憧れていたジョージだったが、実は恋ではなく単なるあこがれだったということが分かった。
そんなおり、ケビンからブラックベリーに電話が。彼の元に走るジェーンだった。
そして、ついにケビンの胸に飛び込んだジェーンは、ケビンと結婚することに。テスも自分の我儘な生き方
を反省し、出直す決意をしたのだった。それをやさしく見つめるジョージ。過去自分が着た27着のドレスを
着た介添え人を従えていた・・・。
エンドロールがこの結婚式を報じる新聞の体裁を借りての、なかなかお洒落なコメント付き。
主人公ジェーンを演じたキャサリン・ハイグルはなかなかの美人と見ました。ジェームス・マースデンは
決してび男子では無いが、こういう役周りにはいいのでしょうね。どこか悪人面の雰囲気がある人です
よね。ま、気軽に観飛ばすにはいい映画じゃないでしょうか。目くじらを立てずにね。これラブコメを
観るときの心構え第一。
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本作の主演キャサリン・ハイグルは、TVドラマ『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』で、セクシーでお人好し、人には言えない秘密の過去があり、悲恋に打ちひしがれながらも外科医になるために奔走する研修医イジーを好演し、第59回エミー賞ドラマ部門助演女優賞を受賞している。彼女はTVドラマでは光る存在だけど、、、スクリーンではどうかしら?―と一抹の不安を抱きながら、ドラマファンの私としては親心丸出しで観に行くことに、、、そしてもう一つ本作でとっても気になることが、、、ジェームズ・マースデンが出ているのだぁ...... more
『「プラダを着た悪魔」のスタッフが贈るあなたの物語。』 コチラの「幸せになるための27のドレス」は、5/31公開、5/28のレディース・デイに先行上映される花嫁介添人ばかりしてきた女性の恋を描くラブ・コメディなのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜♪ 「....... more