ブレード・ナンナー ファイナルカット Blade Runner :The Final Cut 

●「ブレード・ランナー ファイナルカット Blade Runner :The Final Cut」
2007(1982) アメリカ The Ladd Company,Warner Bros.Pictures.117min.
監督:リドリー・スコット  デザイン:シド・ミード 音楽:ヴァンゲリス
出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・ホルムスほか
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『リアルでダークな終末観を提示した近未来像でカルト的な人気を博したリドリー・スコット監督による
SF映画の金字塔「ブレードランナー」。
これまでにもいくつかのバージョンが存在した同作だが、本作「ファイナル・カット」は、製作25周年と
なる2007年、これを記念してリドリー・スコット監督が自ら新たに再編集したバージョン。1992年の
「ディレクターズカット/最終版」を基本に、再編集やデジタル修正を行い美しい映像でよみがえらせた。
同年のヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアが行われ、大きな話題を集めた。・・・』(allcinema)
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伝説の名作、観賞してからずいぶん時間がたっていたので、内容を相当忘れていた。改めて見ても
凄い映画だなと思うな。個人的には陽の光の無い映画は耐えられないのだが、この映画だけは
別格。時代設定が2019年。今思うと、ホントの2019年には、まだクルマは空を飛んでいないし、
レプリカントみたいなロボットも出来ていないだろうな。架空の世界だからいいんだけど、別に。
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それにしても、近未来のハイタッチな世界にアジアのテイストを加えて、時間と空間を意味論から
解放し、そこにおいたレプリカントたちの生死感から、私たち人間の生死感を引きだして見せた
リドリーの仕業は、素晴らしいの一言だね。寿命4年と定められたレプリカントらの生命への渇望は
人間の感情と表裏一体をなしていて、ブレードランナー(レプリカント捜索特捜隊員)デッカードが
逃亡したレプリカントを銃で殺していく様は、自分を殺している様に他ならない。そして、それがみごとに
結実したのが凶暴なロイがテイレル社の社長を殺し、デッカードを追い詰めつつも、最後には
デッカードを救い、そして降りしきる雨の屋上で、寿命がつきるシーンだ。このシーンほど、人間と
いうものの無常を人間を使わずして表出したシーンを私はあまり知らない。
このシーンを観るためだけにこの映画を見ても決して損は無いと思う。それほどの名シーンだ。
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シド・ミードの舞台装置、ヴァンゲリスの音楽、そして傑出した演出。メリハリの利いた演技、実に
完成度の高い映画である。今さら私がコメントすることもないとは思うけど・・・。
この映画の詳細は
こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2009-10-09 22:50 | 洋画=は行 | Trackback(2) | Comments(0)