幸せの1ページ Nim's Island

●「幸せの1ページ Nim's Island」
2008 アメリカ Walden Media 96min.
監督:マーク・レヴィン  原作:ウェンディー・オルー『秘密の島のニム』
出演:アビゲイル・ブレスリン、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー、アンソニー・シムコーほか。
e0040938_0291198.jpg

ファミリーで観るのに適当な作品ですね。びっくりするような作品でもないし、そう嫌な作品でもない。
児童文学を大人の鑑賞にも耐えるように作り上げたアドヴェンチャー/ファンタジーといったところで
しょうか。 「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンと、大女優ジョディ・フォスターの
演技が見どころ。アビゲイルは海洋学者の母をクジラに飲まれて失い、誰も知らない南の島で同じ
海洋学者の父と二人で暮らす、自由で闊達、動物と心を通わせることができる11歳の女の子。
名前はニム。
e0040938_0294011.jpg

暮らしに必要な品々は船が沖まで届けてくれる。そんなニムが楽しみにしているのがアレックス・
ローバーの冒険小説。
e0040938_030888.jpg

ある日、父が新しい単細胞海洋生物の調査に2日間家を空けることになった。ニムが見守っていた
ウミガメの孵化と重なったからだ。2日間の留守番をすることになったニムだったが、
この島を観光化しようとする一団が、島に調査に訪れ、やがて大観光団もやってきた。ニムはアシカや
トカゲらと協力して、父と二人だけの島を守った。

一方、サンフランシスコで、アレックス・ローバーの小説を書いているのは、外出恐怖症で、極度の
清潔症の小説家、アレクサンドラ・ローバー(フォスター)だった。彼女は、小説に行き詰っていて
火山のことを聞きたくてネットでニムの父親のことを発見、メールを出してみた。
e0040938_0304029.jpg

父の留守にアレックス・ローバーからのメールを受け取ったニムは大興奮!自分は父の助手だ、と
名乗り、火山の調査に山に登るが、滑落してケガを追ってしまう。アレクサンドラは、メールのやりとりの
中で、自分がメールをやりとりしている相手がどうも子供らしい、と気づき、メールで「あなたは誰?」と
尋ねると、帰ってくるべき父がいまだ帰れらず、一人ぼっちの女の子だ、と告白する。

アレクサンドラは、自分の心の中のアレックスに励まされて、サンフランシスコから南の孤島まで
命の危険を冒して、出かけることになった。(この道中のドタバタが面白い)

研究中に嵐に会い、船が大破してしまった父は、自分の手で何とか修理したものの、再び嵐に会い
船は沈没してしまった。

命からがら、ニムの島に到着したアレクサンドラは、自分こそアレックスの海の親で、あなたを助ける
ためにサンフランシスコから来た、と説明する。最初はびっくりするニムだったが、他に行くところもない
アレクサンドラを家に招き入れる。海をよく知っている父がこんなに長く帰らないのはきっと何かあった
のに違いない、と涙を流すニムに、アレクサンドラは、私があなたを守るわ、と語りかけるのだった。

その時だった。海の向こうに、何とか木くずで組み立てたヨットを操って島に向かう父の姿があった。
とたんに輝くニムの顔。二人は父の元に駆けつけ、父と娘はしっかりと抱き合うのだった。そして
アレクサンドラを紹介された父だったが、彼も最初はアレックス・ローバーの作家だと聞いて驚くが
しっかりと握手を交わしたのだった。そう、そこからが新しい「幸せの1ページ」の始まりだったのだ。

というお話。約1時間半にまとめた、絵本を観ているような感じで観た。このところシリアスな主人公が
続いたジョディ・フォスターが、コミカルな役に挑戦し、作品を引き締めていた。それと、ニムを取り巻く
アシカやトカゲ、ペリカンといった動物の存在が、映画に優しさを加えていた。
実際は動物と仲良しとはいえ、同世代の子供や社会生活から遠ざかっていると、教育上、人格形成上
欠陥のある人間が出来ちゃうのではないかと心配するが。ま、これはおとぎ話なのでね、目くじらは
たてません。
この映画の詳細はこちらまで。
トラックバックURL : http://jazzyoba.exblog.jp/tb/11333548
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2009-10-11 03:09
タイトル : 幸せの1ページ
 『人生なんて、 たった1行で変えられる。 引きこもりの冒険作家に、 ドアを開けさせたのは、 南の島の少女からの SOSメールだった!』  コチラの「幸せの1ページ」は、オーストラリアの人気作家、ウェンディ・オルーのベストセラー小説「秘密の島のニム」をジョデ...... more
by jazzyoba0083 | 2009-10-10 22:20 | 洋画=さ行 | Trackback(1) | Comments(0)