インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk

●「インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk」
2008 アメリカ Unversal Pictures,Marvel Enterprises,112min.
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン、ウィリアム・ハート他。
インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_1729893.jpg

<感想>
まさしく、これぞアメコミの世界。これを許せるファンは面白いでしょうね。マンガだもの。マーヴェルもの
が守備範囲の人向けでしょう。相当荒唐無稽ですから。前作より、さらにマンガチックになった感じ。
ハルクが戦隊ものみたいに名前を冠した技を使っちゃったりしますからね。
同じような怪物が出てきて、対峙するのは、ゴジラの時代から続編製作の常道なんでしょう。その割に
今回の敵役の怪物は迫力不足だったりする。ラストに、「アイアンマン」に繋がるCMっぽいカットが
あったりして、ユニバーサルとマーヴェル、抜かりが無いわ。

物語はテンポも良く、プロットの展開も素早いので、飽きることなく観きれてしまう、ハルクの暴れる
シーンも2か所に集約して安っぽくしないようにしてあるし。今回WOWOWで観賞したわけだが、
私としては映画館まで行ってみようとは思わないな。「スパイダーマン」「アイアンマン」は劇場で観た
けど、そっちは面白かった。前作は、ハルクの悲哀みたいなものが描かれていて結構ヒューマンだった
と思うが、今回はマンガそのもの。それはそれで楽しめる人は結構なのでしょう。
前作のアン・リー作品は暗い、という人はこちらのほうがアメコミっぽいエンタテインメント性に溢れていて
面白いでしょう。エドワード・ノートンとハルクの落差も面白いと思う。リヴ・タイラー、ティム・ロス、
ウィリアム・ハートなど脇もいいキャスティングだと思う。しかし、所詮はアメコミなんで・・・・。


<ストーリー>
『科学者のブルース・バナー(ノートン)は、恋人ベティ(タイラー)の父、ロス将軍(ハート)の命令を
受けて人体への放射線抵抗を研究していた。ところがその研究実験中に事故が発生、多量のガンマ線を
浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が200を越えると約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスター=
ハルクに変身する特殊体質となってしまう。
インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17294836.jpg

それ以来、彼を利用しようとする<スーパーソルジャー計画>軍の追跡を逃れ、ブラジルに身を隠して
治療薬開発と細胞の解明に専念するブルース。しかし、ふとした出来事<アルバイト先の清涼飲料水
メーカーで、ブルースの血の入った飲料がアメリカに輸出され、それを飲んだ市民が、ガンマ線被ばく
状態になったことから露見>からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた
特殊部隊員ブロンスキー(ティム・ロス)らに包囲されてしまう。だがその時ブルースはハルクへと変身、
部隊を一蹴し、間一髪のとこで逃亡に成功するのだったが…。』(allcinema)
インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17303338.jpg

『5年ぶりに密かにアメリカ国内へ戻ったブルースは、かつて同じ研究室に在籍し、愛を確かめ合った
女性、そしてロス将軍の愛娘でもあるベティに会いに行く。彼女は何も言わずに目の前から消えた
ブルースのことを思い続けながらも、バージニア州のカルバー大学で細胞生物学の博士として働き
ながら、新しい恋人、レナード(タイ・バーレル)と交際していた。
しかしロス将軍とブロンスキーの追跡の手は、すぐそこに迫っていた。ロスは厳重な包囲網を敷いて
大学内にブルースを追いつめる。逃げ場を失い、絶体絶命のピンチ。そのときアドレナリンが
ブルースの体を駆けめぐる。ハルクとなった彼は銃や戦車の攻撃をものともせず、爆破に巻き込まれ
そうになったベティを救い出して姿を消した

一方、ハルク捕獲に取り付かれたブロンスキーはついにブルースの血清を手に入れる事に成功する。
それを自らの体内に注入すると、またたく間に彼の肉体は変異してゆく。
インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17314022.jpg

インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17322589.jpg

そして、それはロス将軍の予測をはるかに超えた事態に発展してゆく…。ニューヨークに、そしてベティの
身に迫る危機。ブルースは愛する者のために、運命と対峙する覚悟を決めた――自らの意思でハルクに
なることを。』(Tutaya on line)
インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17335068.jpg

インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk_e0040938_17325530.jpg

ラスト、怪物化したブロンスキーと、ハルクの一騎打ちになるわけだ。そしてブロンスキーを倒し、
ハルクはまたいずこともなく姿を消す。
そしてブリティッシュ・コロンビア州の山中。自分を制御する訓練をするブルースの姿があった。
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2009-12-13 22:34
タイトル : インクレディブル・ハルク
 『その「力」、ためらうな。』  コチラの「インクレディブル・ハルク」は、2003年にも「ハルク」として映画化されたMARVELの「超人ハルク」をエドワード・ノートン主演でより娯楽性を高く実写再映画化した8/1公開のアメコミ映画です。  公開初日は映画の日!もちろん...... more
by jazzyoba0083 | 2009-12-06 23:05 | 洋画=あ行 | Trackback(1) | Comments(0)