ペリカン文書 The Pelican Brief

●「ペリカン文書 The Pelican Brief」
1993 アメリカ Warner Bros.Pictures,141min.
監督・製作・脚本:アラン・J・パクラ
出演:ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン、サム・シェパード、ジョン・ハードほか。
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<感想>
封切られた数年後、レンタルビデオで観た記憶があるが、どうしてももう一度観たくて
WOWOWで放映されたのをきっかけに2度目の観賞。ほとんど覚えていなかったから、
新作を観るような新鮮な感覚で観ることができた。
なるほど、パクラらしいストーリーと映像。謎ときと見えざる権力の攻撃がこの映画を
サスペンスたらしめているのだが、お話としては面白いし、映画も面白く観ることはできたが、
どうも平板だったな。山があるようでないんじゃなかな、と感じた。
ジュリア・ロバーツ、若い。「プリティ・ウーマン」から3年。こうした映画にもフィーチャー
されるようになった始めの頃の映画で、一生懸命やっているんじゃないかな。
デンゼル・ワシントンは不正に迫る若き新聞記者を演じるが、もう少し影があってもいいかな、
と感じた。単なる正義感で終わってしまい、惜しかったと思う。
2時間20分を超える映画だが、テンポよく進むので、時間の長さが苦痛になることはない。
全体としては10点満点の6,5ってところかな。IMDbは6,4、allcinemaは6,73だから、
まあ、そんなもんでしょう。観て損はないよ、てな塩梅。

<ストーリー>
「ワシントンで、最高裁判事2人が相次いで暗殺された。彼らの共通項は環境保護派であること。
一方、ニューオリンズの法学部の女子大生ダービー・ショウ(ジュリア・ロバーツ)は事件に
興味を覚え、ある仮説を打ち立ててレポートに書き上げた。
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彼女は恋人の大学教授キャラハン(サム・シェパード)にレポートを渡すが、それを読んだ彼は
驚き、友人のFBI特別法律顧問ヴァーヒーク(ジョン・ハード)に渡す。それは24時間もたたぬ
うちにFBI長官、CIA長官から大統領補佐官、そして大統領の手に渡った。
論文は”ペリカン文書”と呼ばれて厳重に保管された。そうとは知らぬダービーの眼前で、
キャラハンの自動車が爆発炎上して彼は死亡した。車を降りていて危うく難を逃れたダービー
は、何者かに命を狙われていることを確信する。論文は偶然にも事件の真実を突いていたのだ。

ヴァーヒーク、そして暗殺事件の実行犯の男(スタンリー・トゥッチ)が彼女のそばで殺されるに
及んで、ダービーは敏腕新聞記者グレイ(デンゼル・ワシントン)に、何もかも話す。
事件の裏には、ペリカンなどの野鳥が生息する湿地帯の開発を巡る訴訟問題があり、環境
保護派の2人の判事は、開発推進派の(=大統領の最大の大口資金提供者)支持者の手によって
殺されたのだ。だが黒い影は、執拗に彼女とグレイの後を追う。
2人は政府の高官と取り引きし、彼女の命を保証してもらう。グレイのスクープがTVをにぎ
わしている頃、彼女は南の島でその模様を見ていた。」(goo映画)

以上の概要じゃ、何が何だか判らんのだね。つまり、ダービー・ショー(ジュリア)が仮説と
して書いたリポートが実は、核心を突いていたことから、国家規模の騒動に巻き込まれる、と
言うもの。自分の周りで殺人が次々と起き、身の危険を感じたダービーは、ワシントン・
ヘラルドで、判事殺人事件を追っていた、グレイに接触するのだった。
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結局、ペリカンなどの自然の宝庫に油田を発見した大統領の支援者が、油田の開発に反対する
地元の保護派市民が起こした裁判で、不利な判決が出るのを怖れ、最高裁判事の自然保護派を
中東の暗殺者を雇って殺したのだ。この事実をグレイとダービーがコンビを組んで白日の元に
晒していく。当然これを嫌う油田開発派は、あの手この手でダービーを亡きものにしようと
迫るのだった・・・

やがて、事件は決着し、正義は勝つのだが、ダービーは身の危険を感じ、国を離れたのだった。
この映画の詳細はこちらまで。
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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2010-02-14 01:59
タイトル : ペリカン文書
 ワシントンD.C.、一晩に2人の最高裁判事が暗殺されます。彼らが殺された理由は不明でした。  ニューオリンズの法学部の女子大生ダービー・ショウ(ロバーツ)は、事件に興味を持ち、ある仮説をレポートに書き上げます。  ダービーは恋人で大学教授のキャラハン(シェ...... more
by jazzyoba0083 | 2010-02-13 19:59 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)