ディファイアンス Defiance

●「ディファイアンス Defiance」
2008 アメリカ Paramount Vantage 136min.
監督:エドワード・ズウィック
出演:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス他
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<感想>
長い映画だ。ドキュメントなので、事実に基づいて淡々と描かれているが、事実故にそれぞれ
の場面から問われるものは重い。畢竟、戦争という殺し合いの無意味さ、が沁み出てくる
作品に仕上がっている。ベラルーシにこんな史実があったなんて当然?知るはずもなく、
地味な内容だが、引き込まれて観てしまった。しかし、丁寧に描きすぎたか、いささか長さを
感じてしまった。森の中で逃亡生活を続けたユダヤ人たちが、何年もナチスを逃れて暮らして
いた、とは改めて見せつけられると心が苦しい。ユダヤ映画にありがちなアンハッピー
エンディングでは無く、最後の戦闘では、一時は赤軍に付いて行ってしまうと思われた
弟が、兄の苦戦しているところに現れ、ナチスをやっつけるところは、重苦しい映画の中にも
きちんとしたカタルシスを用意している。エンタテインメントとしても良くできている、と
感じた。

<ストーリー>
 「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック監督、「007/カジノ・ロワイヤル」の
ダニエル・クレイグ主演で実在したユダヤ人兄弟の知られざる功績をクローズアップした
感動の戦時ドラマ。

 第二次世界大戦下、東欧ベラルーシにもナチスの脅威が迫る中、逃げ惑う1200人もの
同胞を救ったビエルスキ3兄弟の英雄的な抵抗活動を緊迫感溢れるタッチで描く。
共演に「オーメン」のリーヴ・シュレイバーと「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル。
 1941年、ドイツ軍に侵攻され、ナチス親衛隊と地元警察によってユダヤ人狩りが始まった
ベラルーシ。両親を殺されたトゥヴィア、ズシュ、アザエルのビエルスキ兄弟は森の中へ
逃げ込み、生きる手立てを模索していた。すると彼らの周りにはやがて、逃げ惑っていた
同胞のユダヤ人が次々に合流してくるのだった。またそんな中、トゥヴィアは両親を殺した
犯人を突き止め、復讐を果たす。日に日にユダヤ人が集まり、食料や武器を調達しながら
共同体を築いていくトゥヴィアたち。やがて、彼らは“ビエルスキ・パルチザン(民衆に
よる非正規軍)”を名乗り、銃を手にドイツ軍への抵抗を始めるのだが…。(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2010-07-13 23:10 | 洋画=た行 | Comments(0)