レールズ&タイズ Rails & Ties

●「レールズ&タイズ Rails & Ties」
2007 アメリカ Malpaso Productions,101min.(日本劇場未公開)
監督:アリソン・イーストウッド
出演:ケヴィン・ベーコン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、マイルズ・ヘイザーほか。
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<感想>
クリント・イーストウッドの愛娘の初監督作品。父親譲りの心温まる作品ではあるが、
なんとも底が浅い。お涙頂戴、と言われても仕方のない作品だ。脚本が悪いのだろう。
これは如何に父親が偉大であてっても、たとえ単館上映でも客の入りは悪かったであろう。
未公開もムべなるかなである。ただ少年の演技がくさかったけど、上手でした。

<ストーリー>
「妻の病に目を背け現実逃避していた鉄道技師が、不慮の事故で出会った少年と家族の
ような交流を重ねることで次第に絆が芽生え再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。
クリント・イーストウッドの娘である女優アリソン・イーストウッドが、ケヴィン・
ベーコンを主演に迎えた初監督作品。

 鉄道技師のトム(ケヴィン)は、妻のミーガンが末期の乳ガンに冒されている事実に
正面から向き合おうとせず、仕事に没頭することで気を紛らわせていた。そんなある日、
トムの運転する列車が前方線路上に停車していた1台の車を轢いてしまう。
その車には一組の母子が乗っていたが、息子は激突寸前に脱出し、母親は轢死。原因は
母親による無理心中だった。そして息子の少年ディヴィは里親へ出されることに。

だがやがて、トムのもとにディヴィが訪ねてくる。図らずも加害者となったトムと、
彼を憎みながら本当の家族を探し求めるディヴィ。そこで、子宝に恵まれなかった
ミーガンの希望によりディヴィを迎え入れるのだった。徐々にディヴィと打ち解け合い、
夫婦仲も取り戻していくトム。しかし、そんな中、ミーガンの死期は刻一刻と迫っていた…。」
(allcinema)

自分の運転する特急でクルマと激突。回避行動を取らなかったのではないか、とする
審問会が開かれるのだが、トムはそれまで謹慎の身分。そこに抗議に来たデイヴィ。
彼は里親の元を逃げ出して来たのだった。窮鳥が懐に飛び込んできた状態のトム夫妻。
妻のミーガンは実の息子のように接し、ディヴィも荒れた家庭に育った割にはいい子で、
素直に家族に溶け込んでいく。被害者の息子を加害者ともいえる家族がかくまうのは
法律違反だ。家庭児童局の捜査も調査官の理解もありかわすことが出来た。

家庭を顧みなかったトムもミーガンの最期をディヴィと一緒に過ごそうと決意し、
ディヴィも最初は、母親を殺した男と決めつけていたが、やがてお互いに鉄道好き同志で
心が通い始め、やがてディヴィはトムを許すことになる。トムの審問会はトムの正当性が
認められ彼は無罪になりまた運転士として勤めることができるようになった。

しかし、ミーガンの死期は確実に近づき、やがて二人の見守る中ミーガンは他界する。
彼女の最後の願いであった、ディヴィの養育権を獲得するために二人は家庭児童局に
出頭し、手続きをする覚悟を決めたのであった。

アリソンはストーリーを組み立てる力はあると思うので、何本か作って鍛えていけば
いい監督になる可能性はあると思う。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-07-21 22:56 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)