ジョニー・ハンサム Johnny Handsome

●「ジョニー・ハンサム Johnny Handsome」
1989 アメリカ Calorco Pictures, The Guber-Peters Company, 94min.
監督:ウォルター・ヒル
出演:ミッキー・ローク、エレン・バーキン、エリザベス・マクガヴァン、ランス・
   ヘンリクセン、モーガン・フリーマン、フォレスト・ウィティカー他
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<感想とストーリー>
ふ~ん、て感じかな。特に面白いわけでもないし、面白くないわけでもない。
でもなんとなく見ちゃうタイプの映画。ミッキー・ロークが美しい。
モーガン・フリーマンとフォレスト・ウィティカーというオスカー俳優の若き日の
姿が見られるのがいい点。

ストーリーは二目と見られぬ醜い顔に生まれた男が、自分を裏切った奴らに
復讐をする、というもの。

通称ジョニー・ハンサム(ローク)は、頭はいいが、遺伝子が傷ついたとかで
醜い顔に生まれ、根性が曲がってしまい強盗団の下っ端として働いていた。

ある古銭商に押し込み強盗を働いたとき、仲間のうちの二人が、ジョニーの
理解者で兄のように慕ってきたマイキ-を射殺し、逃亡した。

ジョニーは逮捕され、投獄された。さらに、刑務所の中でマイキーを殺した
レイフという男の放った刺客に刺されて瀕死の重傷を負い医療刑務所に
移送される。そこの整形外科医フィッシャー(ウィティカー)は、ジョニーに
顔を変えてみないか、と誘う。医者は顔を変えることで心も変わるのではないか
という実験をしたかったのだ。ジョニーは死んだ、ということにされて履歴を
抹消された。レイフへの復讐心に燃えるジョニーは手術を受けて、全く別人に
生まれ変わった。そして刑務所から造船所へ真面目に働きに通った。

そこで経理担当のドナという女性と知り合う。ドナはジョニーを好きになるが、
ジョニーはひたすら仮釈放を獲得するために真面目に働く。

そのジョニーにつきまとうのは彼は顔を変えてもその性分は変わらないと
信じる刑事ドローンズ(フリーマン)。

仮釈放を勝ち取ったジョニーは、早速レイフとサニー(エレン・バーキン)の
元に行く。ジョニーが誰か判らない二人。ジョニーは二人に造船所の
給料の入った金庫を狙う強盗に誘う。不思議な感じを受けながらも
ジョニーのアイデアに乗る。もとよりレイフらへの復讐が主な目的、
しかも、自分がどうなるか判らないので、ジョニーはドナと別れる。

自分が勤めている造船所は様子が判っていて、強盗は成功。500万ドル
の現金を手にした。ジョニーはサニーと組んで、レイフをだまし、
二人で山分けにすることを計画していて、レイフはまんまとだまされ
ジョニーは連番の札を「洗濯」するために、かねてから打ち合わせていた
悪徳弁護士のもとに行く。しかし、そこにはドローンズ刑事が先回りしていて
ジョニーを逮捕する。彼は10分時間をやるから復讐をしてこい、と
ジョニーをサニーとの約束の場所である墓地に行かせた。そのころ
レイフとサニーは、ジョニーの正体を突き止めていて、ジョニーを殺そうと
待ち構えていた。

復讐を仕上げるために、刑事から借りた金の入ったバッグを持って墓地に
行ったジョニーは、そこで銃撃となり、レイフとサニーを撃ち殺したが、
自分も撃たれ、絶命する。その前にレイフに化け物の顔を元に戻して
やる、とボコボコにやれてていた顔が、元に戻っていないことを知って
息を引き取ったのだった・・・

ストーリー展開が強引だし、突込みどころは満載。ドローンズ刑事の
立場も、ラストが気分良くない。悪同士を争わせて全員死亡させて
しまうのだから。結局ジョニーの性分は顔を変えたくらいでは変わら
なかったということだろうか。哀愁がただようラストだが、気分はすっきり
しない。ざっと見るのならまあまあ、という程度の作品かな。
ライ・クーダーの音楽は良かったけど。
この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2010-08-03 22:50 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)