マックス・ペイン Max Payne

●「マックス・ペイン Max Payne」
2009 20th Century Fox Film Co.,100min.
監督:ジョン・ムーア
出演:マーク・ウォルバーグ、ミラ・クニス、ボー・ブリッジス、クリス・ブリッジス他。
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<評価:★★★★☆☆☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
「世界中で人気の同名コンピューター・ゲームを映画化したサスペンス・アクション。
愛する妻子を殺された刑事が復讐の鬼と化し、独り犯人を追い続けるうち驚愕の真相が
明らかとなっていくさまを、斬新なビジュアル技術を駆使したダークな世界観で描く。
主演は「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。監督は「エネミー・ライン」の
ジョン・ムーア。
 
ニューヨーク市警の刑事マックス・ペイン。彼は妻ミシェルと幼い愛娘に囲まれ、幸せ
暮らしていた。だがある日、妻と娘が3人組の暴漢に殺されてしまう。この時マックスは
一味のうち2人を射殺するも、残るひとりを取り逃がす羽目に。一転して悲しみと絶望の
深淵へ突き落とされたマックスは、未解決事件班に籍を置き、たった独りで逃亡犯を追い
続けるのだった。その手掛かりを探る中、ドラッグに溺れていたと思しき美女ナターシャと
出会う。ところが間もなくして、彼女は背中に“羽”の生えた謎の人物に惨殺される。
この事件がミシェル殺しと関係しているとの情報を掴んだと同時に、ナターシャ殺害の
容疑者として警察に追われる身となったマックス。さらには、ナターシャの姉でロシア人
ギャングのモナが復讐に現われ、絶体絶命の窮地に立たされるのだが…。」(allcinema)

マックスの妻は製薬会社のホープと言われていた研究者だったが、彼女が開発していた
のは政府からの依頼で、対テロ戦争で兵士の恐怖心を取り除き、異様なパワーを生み出す
薬だった。しかし、試験的に飲ませた兵士たちが、正気を失わせ習慣性の強いこの薬を巡り、
研究者を追いまわし、殺すという事件が頻発し、研究は失敗に終わった。

ミシェルは、薬を欲しがる兵士たちに殺された、と思われていたが、どうやら秘密を知った
妻を製薬会社が消しにかかったということが判明。
ナターシャ殺しの容疑者としてマックスを追う内部監察班ブラヴーラらも、製薬会社の
秘密をマックスから手に入れて、FBIと組んで、追及に乗り出した。

親友だと思っていた製薬会社の警備責任者BBが、実はミシェル殺しの張本人で、マックス
も殺そうとする。間一髪で氷の海に飛び込み難を逃れたマックスは復讐の鬼となり、製薬
会社に武器を携えて乗り込む。私設軍団を抱える製薬会社の一隊とマックスの一騎打ち。
ミシェルと仕事をしていた男から真実を聞き出し、証拠書類を手に入れた、マックスは
攻撃をかわしつつ、逃亡するBBを追う。BBは製薬会社の社長の手配してくれるヘリを
待って(社長は無視していたが)屋上のヘリポートにいた。ついに追い詰めたマックスは
最後の対決となる。

この戦いの間、妹のナターシャを殺された姉モナがマックスに協力して、妹の仇を討ちつつ
製薬会社に立ち向かっていったのだった。
しかし、製薬会社のドンである女社長は生き残った。これについてはエンドロールあと
もう1つシーンがあるので、それがお楽しみ、といった工夫になっている。

まあ、ゲームが原作だからと割り切ればそれなりだろうが、カルトなのかまじめにやって
いるのか判然としない。人物の置き方もあまり工夫が感じられないから、ストーリーの
展開に意外性がない。この人はこうなるだろうな、こいつが最後には怪しいんだろな、と
判ってしまう。ゲーム感覚で暇つぶしにスカッとみるならいいのじゃないかな。
この映画の詳細はこちらまで。
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2010-08-29 15:38
タイトル : マックス・ペイン
 『愛を奪われた男の 冷たい怒りが燃え上がる』  コチラの「マックス・ペイン」は、アメリカ生まれの同名コンピュータ・ゲームの映画化で、4/18に公開されたPG-12指定のクライム・アクションなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪原作のゲームは、R-18だったそうだから、...... more
by jazzyoba0083 | 2010-08-28 23:40 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)