ウォッチメン Watchmen

●「ウォッチメン Watchmen」
2009 Warner Bros.Pictures,Paramount Pictures,163min.
監督:ザック・スナイダー
出演:マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グード、カーラ・グギード他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
私としては非常に評価の難しい作品でした。観て即、感動!というものではないが、面白く
無いか、と言われれば、複雑だけど面白いし。あれほどスプラッタにする必要はあったのか、
とか、時間が長すぎるなあというマイナス点はある。また実験の結果スーパーマンになって
しまった青く光る男が火星にいったりどうしたり、というのが「あ~コミックなんだなあ」
というそこの浅さに繋がってしまっていたような気がした。
コミックのスーパーヒーローが普通のストーリーに混在するという面白くも考えづらい
側面が、面白い反面、違和感をも醸し出しているのではないか。

原作を知らないので、そもそもの作品の持つブラックな部分がきちんと把握できてないという
こともあるだろうが、原作を読まずに観る人の方が多いのだから、そのあたりはクリアに
しておくべき作品だったろう。それにアメコミヒーローの存在が国民的にどう受け止められて
いるかという点が日本とでは相当違うことも、私たちが観るのとアメリカ人が観るのとでの
違いを産む。
長いが故に話が間延びしてしまい、私は冒頭の1時間をもう一度見直した。

ただ、ストーリーとしては今までになかったタイプであり、時代も1985年代という絶妙な
設定だったこともあり、平均点以上の評価は与えられると思った。それにしても原作に
忠実に作ろうとしたあまり、エピソードをてんこ盛りにし過ぎて、結果160分を超える
作品になってしまった。これなら2つに分けてパートⅡを作った方が判り易かったんじゃ
ないか?

<ストーリー>
「80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルを驚異のビジュアルで
実写映画化したヒーロー・ミステリー。
世界中で起きた歴史的事件の陰で<監視者>として活動し、“ウォッチメン”と呼ばれた
スーパーヒーローたちが存在していたもうひとつのアメリカを舞台に、彼らが次々と
何者かに命を狙われていくという謎の行方を、彼らの活躍の歴史と心の葛藤を織り
交ぜながらスタイリッシュかつダークな世界観で壮大に描き出す。
監督は「300 <スリーハンドレッド>」のザック・スナイダー。
 
 かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。彼らは<監視者>となって世界の
重大事件に関わり、人々を見守り続けてきた。だが1977年、政府の施行したキーン条例に
よりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある者は密かに活動を続けていくことに。
1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、ソ連との核戦争に陥りかねない緊張状態に
あるアメリカ。
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10月、ニューヨークの高層マンションからエドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、
無惨に殺された。そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。スマイルバッジは、
かつてブレイクがスーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときのトレード
マークだった。現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、事件の背後に陰謀の臭いを
嗅ぎとり、すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に調べ始める
のだったが…。」(allcinema)

結局、ウォッチメンの中でも、世界平和に対するアプローチが異なり、ロールシャッハや
シルクとナイトオウル、そして実験の結果青い無敵の巨人となる科学者Dr.Manhattan=
ジョン。更に大金もちで、一番強いスパーヒーロー、オジマンディアス=ヴェイ、それぞれの
考え方の相違からの様々な事件が起きる。

「ヒーロー狩り」が始まったと信じて、その裏側にいる存在を突き止めようとし刑務所に
入れられるロールシャッハ、原子力に変わる新しいエネルギーを南極で作り、原子力を
地球から一掃することで世界平和を実現しようとするオジマンディアス。
一番常識的なシルクとナイトオウル。
シルクはかつてドクター・マンハッタンとなったジョンと良い中であったが、考え方に
付いていけず、ナイトオウルとくっつくことになる。

火星にいるドクター・マンハッタンに争いを止めさせるように行ったシルクだったが、
シルクを愛するが故にこの星を離れないと言っていたが、オジマンディアスの計画を
止めなくてはならないと理解したドクター・マンハッタンは、南極にシルクとともに
現れる。ドクター・マンハッタンとオジマンディアスの対決が始まった・・・


オジマンディアスは、ドクター・マンハッタンの名を使って世界の主要都市を
激しく破壊し、自らのエネルギーを使わざるを得ない環境をあつらえた。
それにしても何千万の人を殺すとは・・オジマンディアスは何十億を救うためだ、と嘯く。
ロールシャッハやナイトオウル、シルクらは
南極にいるオジマンディアスと対決することになるのだった・・・。そこにドクター・
マンハッタンもやって来て、オジマンディアスのやり方を非難する。しかし、背後の
テレビに映ったのは、ドクター・マンハッタンの仕業で世界が壊滅的打撃を受けた、
これには米ソもいがみ合っている場合ではなく、一致協力してドクター・マンハッタンに
対抗していかなければならない、というニクソンのスピーチだった。

オジマンディアスは、ドクター・マンハッタンらに言う。「世界平和が成ったじゃないか」と。
しかし、ナイトオウルやロールシャッハらは偽りの平和だ、真実を明かす、という。
しかし、偽りでも戦争よりは平和の方がいいだろう、というオジマンディアス。
ドクター・マンハッタンも「理解する」と。そしてあくまでも、地球が滅びても真実を
知らせる、というロールシャッハを殺してしまう。

偽りでも世界平和が成ったことでオジマンディアスは、もう闘うことを止め、ドクター・
マンハッタンは自分のやってきたことを考えれば地球にいられない、別の銀河を目指す、
といって去るのであった・・・・。


この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2010-09-02 23:40 | 邦画・新作 | Trackback(3) | Comments(0)