キルショット Killshot

●「キルショット Killshot」
2008 アメリカ FilmColony,Lawrence Bender Productions,The Weinstein Company
95min
監督:ジョン・マッデン
出演:ミッキー・ローク、ダイアン・レイン、トーマス・ジェーン、
   ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ロザリオ・ドーソン、ハル・ホルブロック他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
ミッキー・ローク演じる一人の静かなる狂気の男の話なのだが、「突然」という展開が
上手く効いていて、妙に惹きつけられる作品だった。長さも丁度いい。
ダイアン・レインってこういうポジションの女優さんだったのかなあ。しかし監督が
「恋するシェイクスピア」や「コレリ大尉のマンドリン」の人だから出演したのかな。
原作は「ゲット・ショーティ」「Be Cool」のエルモア・レナードなんで、それらの
作品を知っている人は、なるほどな、と思えるストーリー展開ではある。
ミッキー・ロークが得体の知れない殺し屋をどこかヒューマンな感じも残しながら
上手く演じている。

ネイティブ・アメリカンの通称ブラックバードはマフィアの殺し屋だったが、かつての
殺しで弟を死なせ、もう一人の弟は刑務所、その時弟を殺してしまったトラウマを抱えて
いる。
そんなブラックバードの所に最後の仕事として、敵対するボスを殺せとの依頼が来た。
ボスを殺した時に一緒にいた女も殺したのだったが、これが、こちら側のボスの女であった
ため、報酬を貰うどころか、命を狙われる身となってしまった。

一方、狂犬のようにキレまくるリッチー(レヴィット)は強盗に明けくれる日々。
銃をやたらにぶっ放し、簡単に殺してしまう。そんなリッチーが強盗を働いているところに
ブラックバードが出くわし、クルマを出せの財布を出せのと脅されるが、逆にリッチーに
銃を突きつける。
二人はコンビとなり、不動産屋を襲うことにする。そこには、カーメン(ダイアン)と
離婚したばかりのウェインが就職のために来ていて、二人はウェインを社長と間違えて
脅すが、ウェインの反撃と、居合わせたカーメンの発砲で、リッチーは大けがを負って
逃げてきた。
ブラックバードはウェインとカーメンには顔を見られたので消さなければならない、と
リッチーを巻き込んで行動を起こす。怪我をしたリッチーは彼女のドナのところで
暫く休み、二人を探すことになる。

ウェインとカーメンは、警察の保護プログラムに入り、引っ越して別の名前で別の家に
住んでブラックバードらの逮捕を待つことになった。違う街に来て、離れていた二人の
心が再び元へ戻るような雰囲気もあった。ウェインの職業は高所鉄骨組み立て工。

ブラックバードらはカーメンの母から転居先の電話番号を手に入れ、ミズーリ州に
行こうとするが、ブラックバードは、ボスに弟の葬式をちゃんとやってないので
それをやらしてくれ、と頼む。
その後、ある場所でクルマの爆発があり、その中から二人の黒こげ死体が見つかり、
刑務所にいる弟のDNAと比べたところ兄弟であることが判明したため、
ブラックバードとリッチーは死んだ、と判断され、FBIは保護プログラムを解除する。

ここで変名のままやりなおさないか、とカーメンを誘うが彼女は、今までいたところに
帰る。ウェインはここに残るという。
元の家に帰ったカーメンだが、そこにはブラックバードらが待ち構えていた。
二人はウェインの居場所を聞くが、彼はミズリーに残った、と説明した。しかしウェインは
クルマを飛ばしてカーメンの家まで来てしまったのだ。
おしゃべりのリッチーが食事をしているブラックバードの前で、ドナを殺してきたことを
話すとブラックバードは、いきなりリッチーを射殺してしまう。ブラックバードは、
ドナと仲良くなっていたのだった。ビックリするカーメン。

そこにウェインがやってきた。家に入れないカーメンとの会話がドア越しに続くが、
ウェインは窓越しに、リッチーの銃があるのを見て異常を察知し、クルマに銃を取りに
戻る。そこをドアを開けたブラックバードがショットガンでウェインを撃つ。ウェインも
応戦するが、銃を飛ばされてしまう。しかし、そこにカーメンが現れ、リッチーの
銃を向ける。「その銃には弾は入ってないぞ」というブラックバードだったが、実は
リッチーが銃弾で遊んでいて一発床に落としてあったことをしらなかった。
そうこうしているうちにウェインが体制を立て直し、ショットガンを構える。カーメンと
ウェインの二人の銃が同時に火を噴き、ブラックバードに命中した。
しっかりと抱き合うウェインとカーメンであった・・・・。

リッチーのレヴィットがいい切れ芸を見せていた。いささか大味な点はマイナスだが、
不思議な面白さを持った映画だと思った。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-09-11 22:52 | 洋画=か行 | Comments(0)