パブリック・エネミーズ Public Enemies

●「パブリック・エネミーズ Public Enemies」
2009 アメリカ Universal Pictures, Relativity Media,141min.
監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤール他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>
ジョニデで、期待が大きかった分、スカされた気分が強かった。実在のギャング、
デリンジャーの物語なので、それ以上にも以下にもドラマチックに出来なかったのかも
しれないが、銃撃シーンは迫力あるけど、なんか山場の無いまま終わって行っちゃった感じ。
デリンジャーのバックボーンとか考え方とかが、イマイチクリアになってない気がした。

先住民の血を引く、ビリーとの愛情物語は、真実の愛だろうが、結局それで命を落とす
デリンジャー、犯罪物語なのか、FBIとの対決なのか、愛情物語なのか、それら3つを
入れ込んだ結果140分を超える薄味の映画になっちゃったんだろうな。

ラスト、映画館から出てきたデリンジャーが背後から撃たれて死んでいくところ、
ダイイングメッセージとして、牢獄に繋がれたビリーに彼が残した言葉。結局ビリーを深く
愛していたことは判るけど、それだけのことじゃないはずなのにな。それが判りづらいと
思った次第。ジョニデの演技は、切れてはいるけど。それとマリオン・コティヤールが
良かったな。
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<ストーリー>
「大恐慌時代に義賊的な振る舞いとカリスマ性で民衆に支持された伝説のギャング、
ジョン・デリンジャーの壮絶な運命を映画化した実録犯罪ドラマ。
のちにFBIとなる組織を急成長させた男J・エドガー・フーバー率いる捜査チームとの
熾烈な攻防を、デリンジャーとビリー・フレシェットとのロマンスを絡めて
スタイリッシュに描く。
出演は、デリンジャーにジョニー・デップ、彼を追いつめる捜査官メルヴィン・パーヴィスに
クリスチャン・ベイル、デリンジャーの運命の女性ビリー・フレシェットにマリオン・
コティヤール。監督は「コラテラル」「マイアミ・バイス」のマイケル・マン。

 大恐慌時代。(1933)貧困に苦しむ民衆は、汚い金が眠る銀行だけを標的に大胆不敵な
手口で金を奪う世紀の銀行強盗、ジョン・デリンジャーに喝采を送っていた。
そんな中、神秘的な美女ビリー・フレシェットと出会い、一瞬で恋に落ちるデリンジャー。
一方、フーバー長官はデリンジャーを“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”と呼び、
その逮捕に全力を挙げていく。そしてメルヴィン・パーヴィスを抜擢し捜査の陣頭指揮に
当たらせるが…。」(allcinema)

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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2010-12-19 12:22
タイトル : パブリック・エネミーズ
 『大胆不敵な銀行強盗 奪うのは、汚れた金 愛したのは、たった一人の女。』  コチラの「パブリック・エネミーズ」は、1930年代の大恐慌時代、己の美学を貫き通した伝説の銀行 ...... more
by jazzyoba0083 | 2010-12-13 23:30 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)