エディ・マーフィーの劇的一週間 Imaging That

●「エディー・マーフィーの劇的一週間 Imaging That」
2009 アメリカ Paramount Pictures, Nickelodeon Movies,107min.<日本劇場未公開>
監督:キャリー・カークパトリック
出演:エディー・マーフィー、ヤラ・シャヒディ、トーマス・ヘイデン・チャーチ他
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<評価:★★★★☆☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
このところいい映画に巡り合えないエディ・マーフィー。本作も、ぱっとしなかったなあ。
日本では劇場未公開もうなずけちゃう内容だ。心温まるストーリーなのだが、内容が
薄っぺらい。 娘役は頑張っているんだけど。エディお得意のお笑いも方面も
イマイチ。
投資顧問みたいな仕事をしているエヴァンは妻と別居中。娘オリビアは、毛布を離さず
想像上の妖精みたいなのとお話している。 ある日忙しさのあまりオリビアを会社に連れて
行くが、彼女は、大事なプレゼンシートに落書きをしてしまう。怒るに怒れないエヴァンだが、
破れかぶれで、その娘の書いたお絵かきをそのままプレゼンする。すると、一見頓珍漢な
その内容が、株の売り買いをピタリと言い当てていることが判った。
エヴァンは九死に一生を得、上司の評価も上がる。
一方ライバルとして登場した先住民の血を引くというホワイトフェザー、彼もインディアンの
お告げでこれまたいい成績を上げ、次第にエヴァンの旗色が悪くなっていく。
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そんな折、社長から、西部地区の責任者を二人のどちらかにしたい、私の出す宿題に
レポートを提出せよ、と言われる。エヴァンは、娘の毛布を取り上げて、それをかぶり
分析を始めた・・・(途中で毛布はずり落ちて、結局エヴァンは自分の力で分析をした
ことになったのだが)

そしてプレゼンの日、ホワイトフェザーのオカルティックな分析に辟易した社長はエヴァンの
プレゼンに期待したが、エヴァンは娘の合唱コンクールに行かなくては・・・と、
プレゼンを放棄して、合唱会に駆けつける。そのとき、オリビアは自分のソロのところで
歌えなくなっていたのだ。駆けつけた父親の姿を見て勇気を得たオリビアは、見事ソロを
歌い上げたのだった。自分の仕事はダメになったけど、家族の幸せは見つけた、という
ことだった。しかし、そこに社長が現れ、プレゼン会場に残していったエヴァンの分析は
素晴らしい、という。そして西部地区の責任者を頼む、と告げられたのだった・・・。

アメリカ人てこういう映画が好きなのかなあ。制作費5,500万ドルに対し興行収入のみ
だが、1600万ドルという赤字映画だったから、そうでもないか。
まあ、泣けない、笑えない、感動できないという困った映画でした。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-12-15 22:50 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)