フレンジー Frenzy

●「フレンジー Frenzy」
1972 イギリス・アメリカ Universal Pictures,117min.
監督・製作:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・フィンチ、バリー・フォスター、ビリー・ホワイトロー、バーナード・クリビンス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想とストーリー>
今のサスペンスものに比べると、非常に単純な構造で、判りやすく、だがきちんとサスペンスだ。
私は別にヒッチコックをとりたてて有り難がる信奉者ではないし、38年前の映画らしく
いささかの古いタッチは感じはするものの、サスペンスとしては超一流であることは判る。

ネクタイ殺人魔事件に巻き込まれた男と、その男を親切にかくまう友人、彼こそ真犯人。
ロンドンの下町の野菜や果物市場で中卸かなんかを経営するラスクだ。彼はリチャードの
前の妻で結婚相談所を経営する女性のところに行き、特別な性癖(マゾヒスト)を持つ女を
紹介しろ、という。そして、経営者の女性こそ好みだ、といい、ネクタイで絞殺。
たまたま、借金に?来たリチャードが訪ねてきて、誰も応答しないので帰ろうとするところを
用事を済ませて帰ってきた秘書に目撃され、リチャードは犯人として警察に追われる身と
なる。
彼は、パブでウエィトレスとして働くミリガンという女性と付き合っていたが、彼も一時ここで
バーテンダーとして働いていたものの、亭主におんだされるようにして辞め、ミリガンも
後を追って辞める。
リチャードは友人だったラスクに助けを求める。親切そうにして彼をかくまった風に見せて
警察に通報してリチャードを逮捕させてしまう。
一方でミリガンも保護するようなそぶりを見せて絞殺する。
裁判の結果、リチャードは終身刑を言い渡されるが、刑務所の階段からわざと?落ちて
刑務病院に入り、そこから脱走を図る。そしてラスクの元に行き、寝ている彼を殴る。
しかし、寝ていたのは絞殺された別の女性だった。
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一方、捜査に当たっていたロンドン警視庁の警部は、料理自慢の奥様の名探偵振りもあり
リチャードが犯人であることに疑問を抱く。そして、リチャードがラスクこそ真犯人だ、と
叫んでいたため、彼のアパートに来て見ると、まさに、リチャードが鉄棒を振り下ろした直後で
そこにラスクが死体を納める大型のトランクを運んできたところだった。

ラストのテンポいい展開、変な料理を警部に食わせる奥さん、そしてミリガンをジャガイモ
袋に入れて始末したものの、自分の衿につけていたピンを彼女に掴まれてしまったことに
気が付き、ジャガイモ袋と死体とともにトラックの荷台で悪戦苦闘するラスクなど、
緊張するシーンはヒッチコックらしい味がある。
音楽も、大時代的ではあったが映画にとてもマッチしていて良かった。
この映画の詳細はこちらまで。
Commented by 日本インターネット映画大賞 at 2010-12-23 17:23 x
突然で申しわけありません。

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by jazzyoba0083 | 2010-12-20 23:20 | 洋画=は行 | Comments(1)