2010年 12月 26日
バーレスク Burlesque
2010 アメリカ Sony Pictures Entertainment,De Line Picutes,120min.
監督・脚本:スティーヴン・アンティン
出演:シェール、クリスティーナ・アギレラ、エリック・デイン、スタンリー・トゥッチ他
<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
おそらく今年最後となるシネコンでの観賞。この手の映画は奥さんも大好きなので、
有無を言わせず、速攻。冬休みに入ったシネコンはお子様がたも多く、かなりの人出
でした。本作は小さい小屋での上映でした。1日3回しか上映しないんだよねえ。
と言うわけで、1回目は12時過ぎから。三分の一位の入りだったでしょうか。
閑話休題。本作、ストーリーはこうなるだろうなあ、と思うように進むので、物語の
面白さで見る映画では無いと思う。すべからく、クリスティーナ・アギレラとシェールの
歌とダンスを堪能すべき映画だろう。というほどに、特にアギレラの歌は素晴らしい。
サウンドトラックが欲しくなること請け合い。シェールも力強い歌声を聴かせる。
★の多さは、アギレラの歌唱とダンスに対して。
<ストーリー>
アイオワの田舎娘アリ(クリスティーナ)は、支払いの悪いダイナーのウエイトレスで、
持ち前の美声でLAに出ること夢見ていた。ある日、ついに切れて、レジのお金をポケットに
入れて、LA行きの片道チケットを買う。そこで彼女の心を奪ったのは経営難にあえぎつつも
セクシーなダンサーがゴージャスで、しかもどこか淫靡なショーを繰り広げる大人のための
エンタテインメントクラブ“バーレスク”だった。まずはクラブの大スターで経営者の
テス(シェール)からウェートレスの仕事をもらい、舞台へ上がるチャンスを狙うアリ。
生き残りを賭けて必死のテスと舞台監督のショーン(トゥッチ)は、アリの歌唱力とダンスの
才能を見抜き、次世代のスタートしてアリを売り出す。母を幼くして亡くし孤独だった
アリだが、このバーレスクで、テスを母、ジョージア(ジュリアン・ハフ)等ダンサー
仲間を姉とした。ただ一人、主役ダンサーだったニキ(クリスティン・ベル)の嫉妬は
買うものの、女性としてショーガールとして輝きだしていく。唯一の気がかりは、ルーム
メイトでバーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)の存在。彼はフィアンセが
いる身でお互いの想いを胸に秘めたまま、いま一歩二人の中は進展しないでいた。
そんな中アリのステージに魅了された大物エージェントのマーカス(エリック・デイン)から
引きぬきの誘いを受けたアリ。バーレスク存亡の危機を救うのか、自らの夢をさらに
ステップアップさせるのか、岐路に立たされるアリの選んだ道とは・・・(映画チラシより)
マーカスは不動産ディベロッパーでもあり、バーレスクを買い取りそこに大きなビルを
立てる計画を立てていた。最終的には、バーレスクはアリの閃きもあり、空中権という
主張で存在を救われ、アリとジャックの中も、婚約者との婚約解消と言うごたごたはあったが
上手くおさまり、自分の座を追われ嫉妬に狂っていたニキもアリと踊ることになり、
一切目出度し目出度しということになるのだ。ラスト、作曲家を夢見て頑張ってきた
ジャックのペンになるバーレスクの歌を大仕掛けの舞台で仲間のダンサーと唄い踊る
アリの姿で映画は終わっていく・・・。
クリスティーナ・アギレラという歌手をきちんと聞いたのは初めてだったが、歌がいい
ということもあろうが、上手い。バーレスクでの音楽はどちらかというと“レヴュー”に
属するジャズっぽい感じの歌と踊りだ。
観ている方は、問題はことごとくハッピーに解消されていくので、ストレスを感じずに
ハッピーな気分のまま映画を見終わることができる。アリのサクセスストーリーに
屈託なく拍手を送れるだろう。それだけ厚みはない映画ではあるが、まあ、そういうことを
あれこれいうタイプの映画では無いだろう。エンタテインメントを堪能すれば宜しかろう。
この映画の詳細はこちらまで。
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