ゴーストたちの恋愛指南 Ghosts of Girlfriends Past

●「ゴーストたちの恋愛指南 Ghosts of Girlfriends Past 」
2009 アメリカ New Line Cinema,Jon Shestack Productions, 100min.
監督:マーク・ウォーターズ  <日本劇場未公開>
出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、マイケル・ダグラス、ブレッキン・メイヤー他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
愛を信じないプレイボーイが、弟の結婚式を、自分の信条からメチャクチャにしてしまい、
3人の女性ゴーストから、過去や未来を色々と見せられ、自分がいかに間違っていたかを
悟り、生来の愛に真面目な男に生まれ変わり、幼馴染と結ばれる・・・という単純な
ストーリー。
ファンの指摘によれば、これはディケンズの「クリスマス・キャロル」が下敷きになっている
ので、それを理解していると面白さも増すのだそうだが、私は未読なので、それほど
たいした映画じゃいな、ビデオスルーもしょうがないな、と感じた次第。

コナー(マシュー・マコノヒー)はNYの売れっ子商業カメラマンで、モデルを中心にして若い
女の子には超モテモテ。彼には幼い頃から憧れていた女の子ジェニー(ジェニファー)がいたが、
勇気が無かったばかりに高校時代にイケメンに取られてしまった。しかし彼女への思いは
絶ちがたく持ちつづけていた。カメラマンとなってから久しぶりに再会した二人はもう一度
やり直そうとするが、ゴーストとして現れた叔父さん(マイケル・ダグラス)の忠告も
聞かないで、ただ、ジェニーとの愛がいつか終わってしまうのではないか、と恐れて
素直になれない。そのあたりジェニーも判っているのだが・・・。

そのコナーの弟が結婚することになった。

『プレイボーイのカメラマンが突然現われた生霊たちにタイムスリップで女性遍歴と未来の
行く末を見せられ、人生を再考する姿を描いたファンタジック・ラブ・コメディ。
 人気カメラマンのコナー・ミードは女性関係も相手を取っ替え引っ替えし、独身貴族を謳歌
していた。そんな彼は、弟ポールの結婚式のリハーサルで幼馴染みのジェニーと再会。

またその一方、色恋の師匠でもあった亡き叔父ウェインの亡霊が彼の目の前に現われる。
かつてジェニーを想いながらも臆病風に吹かれて逃げてしまい、その後ウェインから恋愛の
イロハを伝授されたことが今のコナーを作り上げていたのだった。
そしてウェインから、間もなく3人の生霊が現われると告げられるコナー。
すると、コナーが捨てた女性3人が生霊となって現われるのだった。彼女たちによって
タイムスリップしながら過去から現在の女性遍歴や身勝手な振る舞い、そして未来の冴えない
自分を見せられるコナー。こうして自らを見つめ直し、今でもジェニーを想う本当の愛に気付いた
コナーは、今度こそ彼女と正面から向き合おうとするのだが…。」
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未来を案内する亡霊に、自分の葬式に弟しか参列していなくて、自分の行いの結果
自分の葬式に弟しか来ないという事態になる・・・これには焦って、行いを改めることに。
自分がメチャクチャにしてついに結婚を止めることになってしまった弟。婚約者を
追いかけて、弟が君をどんなに愛しているか、を切々と説く。弟の結婚式は無事に
行われることになった。愛を馬鹿にしていたコナーは、ジェニーに正直な心を打ち明ける
のだった。

気楽に見飛ばすにはいいかも。マコノヒーファンにはタマランだろう。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-01-18 23:00 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)