泥棒成金 To Catch a Thief

「泥棒成金 To Catch a Thief」
1954 アメリカ Paramount Pictures,106min.
監督・製作:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント、グレース・ケリー、シャルル・ヴァネル、ブリジッド・オーベール他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
ヒッチコック作品の中でも、コメディやラブロマンス的な要素を入れたサイドの作品で
グレース・ケリーと組んだ最後の作品。リビエラロケを実施したわけだが、このロケで
モナコ公国のレーニエ国王に見初められ、銀幕を去ったわけだから、いわくある
映画となってしまった。
また、リビエラの山道をオープンカーでぶっ飛ばすシーンがあるが、これもグレースの
将来を暗示しているようで、感慨深い。
それにしても世紀の美男美女の共演。さらにフランス・リビエラというロケーションで見る
グレース・ケリーは卒倒しそうなくらいに美しい。
まあ、ストーリーはどうのこうのというより、グレースのありえない美しさを堪能すれば
宜しい映画ではある。
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「身軽に屋根を飛び歩く事から“猫”と異名をとっていた宝石泥棒のジョン・ロビー
(ケリー・グラント)彼は、今はリヴィエラに別荘を持って悠々自適に堅気の生活を
送っていた。
そんな平穏な彼のもとに、“猫”が再び活動を開始したというニュースが舞い込ん
できた。驚いた彼は、さっそくそのニセモノの調査に乗り出すが……。

サスペンス映画の巨匠、ヒッチコックが軽快なタッチで描いたラブ・サスペンス。
ヒッチコックは、一般的には「サイコ」や「めまい」などの本格的スリラーを得意と
する監督だと認識されがちだが、「裏窓」などで見られるようにコミカルな演出にも
卓越したセンスを持つ人物である。「ハリーの災難」などは彼のその部分が前面に
出た傑作であったが、本作もその才能が発揮された秀作。「ダイヤルMを廻せ!」
「裏窓」に続き本作で3作目の出演となっているグレイス・ケリーの美しさが光る1本。」
(allcinema)
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グレースはアメリカの石油成金のお嬢様。どこかお金持ち独特の蓮っ葉な気性が
ある。美人であるが、ケイリー・グラントは最初、彼女を相手にもしない。
さすがに世紀のモテ男。
かつて高名な宝石泥棒であったケイリーは、再び動き始めた「猫」がケイリーで
あると疑い、彼を追いまわす。辟易しているこころにグレース登場。
結局、「猫」騒動は、最初にグラントに接近してきた娘が
犯人であり、その父親(自殺してしまう)と共にリビエラで富豪の宝石を頂いていた
のだった。

テクニカラー、シネマスコープの古きよき時代の華麗な一作。肩の力を抜いて
グレースの美しさを堪能しましょう。
この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2011-02-07 23:15 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)