バッド・ルーテナント The Bad Lieutenant: Port of Call New Orleans

●「バッド・ル―テナント The Bad Lieutenant: Port of Call New Orleans」
2009 アメリカ Millennium Films, Edward R. Pressman Film, Saturn Films,122min.
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
監督:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴァル・キルマー他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
これも、何かの拍子に決定的な長所を失い、B級映画になってしまった作品だと感じた。
ニコラス・ケイジはホントに悪い警官なのか、悪いけど、芯は警官なのか、そのあたりが
はっきりしなかったので隔靴掻痒の感があった。敢えてそうした、といわれれば、私向きの
映画ではないな。
冒頭、ハリケーン・カトリーナ直後の警察署で、水位が上がって来た牢屋から囚人を
救うのだが、何が原因でそうなったかは最後まで明かされないが、ともかく囚人を
助けるために腰に一生治らない怪我を追ってしまったテレンス・マクノドー刑事(ケイジ)。
この手柄で彼は警部補(ル―テナント)に昇格した。

彼は、その痛みから逃れるため?かコカインに手をだし、押収したコカインを自分のものと
してしまい、高級娼婦のフランキー(エヴァ)を愛人とヤクにおぼれる日々。
アメフトのギャンブルで多額の借金を抱え、これを解決するためにまたヤクの売買に
突っ込んでいく。それが、彼の捜査の助けになるのだが、それが計算づくなのかどうかが
判らない。
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そんな中で起きたセネガル系ヤクの売人5人の惨殺事件。主犯を追い、自らもヤクを
やることを利用し、主犯グループの仲間になると見せかけて、逮捕へと持ち込む。
その武勇で今度は警部に昇格。

しかし、彼はヤクを止めないし、ギャンブルにハマったままだ。ラスト近くに、ギャンブルの
懸けをやっている男が1万ドル儲かったぜ、といって現ナマを警察にもってくるし、
かつて自分の女の客を痛めつけたことがあったがその男のオヤジが町の実力者で、
彼が放ったヤクザに脅されたりしたのがが、悪人の同志討ちをさせて解決するのだが、
それにビビった男が、もうやらないよ、といいに来たり、セネガル人殺害主犯の決定的証拠が
手に入った、と上司が喜んで来たり(これも彼がわざと主犯にコカインのパイプを吸わせて、
それを事件現場に置いたのだが)、それがが真実なのか幻想なのかが判らない。
時々、テレンンスが観ている光景にイグアナとか他の人には見えないものが見えている
幻影が出現するのだ。だから余計に、それらが真実かどうかが判らない。
警察署で堂々と行われているところを見ると幻影、とするのが妥当なのだろうが。

何かが欠けていて面白くなるところをコケた映画、って感じ。ニコラス・ケイジ、最近まともな
映画に出てないんじゃないか?勿体ないなあ。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-02-25 23:10 | 洋画=は行 | Comments(0)