わが命つきるとも A Man for All Seasons

●「わが命つきるとも A Man for All Seasons」
1966 イギリス Highland Films.120min.
監督:フレッド・ジンネマン
出演:ポール・スコフィールド、スザンナ・ヨーク、ロバート・ショウ、オーソン・ウェルズ、レオ・マッカーン
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<1966年度アカデミー賞作品、主演男優、監督、脚色、撮影、衣装デザイン賞受賞作品>


<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
この年のオスカーを総なめにした文芸作品。だが、キリスト教や英国史に興味がないとちょっとつらい
かも知れない。このあたりの時代の作品はたくさん作られていて最近だと「ブーリン家の姉妹」などが
そうだ。
ヘンリー8世という国王が話題豊かな人で映画や文学になりやすいし、面白いからだろう。
この映画は離婚~再婚への理由からローマと決別し英国国協会を作ってしまったヘンリー8世と対立し
その再婚を認めず、断頭台の露と消えたトマス・モアの物語だ。
ずいぶん前の映画でクラッシックの雰囲気が横溢している文芸作品。オスカーをこれだけ獲っているの
だから、たいした作品なんだろうけど、私としては退屈で、多くのイギリス文芸映画にありがちな
お芝居を見ているような感覚だった。全体の台詞回しも舞台劇風だしね。史実を追っているので、
このあたりの英国史が好きな人にはたまらんでしょう。

「1528年、英国。当時の王はヘンリー8世(ロバート・ショウ)で、彼は若く精力旺盛であった。
彼は女王カテリーヌと離婚し、アン・ブーリンと結婚しようとしていた。
英国はローマ・カソリックの国であったから、離婚にはローマ法王の許しを得なければならなかった。
王の2度目の結婚を法王に弁護出来る者は、英国中にただ1人しかいなかった。
サー・トマス・モア(ポール・スコフィールド)。彼は王の高等評議会の一員で信仰心あつく、
ヨーロッパ中の人々から愛されている人であった。
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モアはチェルシーの領地で家族と楽しんでいた。妻のアリス(ウェンディ・ヒラー)、
娘のマーガレット(スザンナ・ヨーク)や友人たちである。その時、ウォルジー枢機卿
(オーソン・ウエルズ)からの使いが来て、モアはハンプトン宮殿へ召喚された。
枢機卿はモアに、ヘンリー8世と女王の離婚を法王が承認するよう取りはからってくれと頼んだ。
しかしモアはそれを拒否した。館に帰った彼はその夜、妻のアリスからノーフォーク卿が
モアを大法官に推せんしていると告げた。

1年後、ウォルジー枢機卿は王の離婚実現に失敗し、大寺院で寂しく死んだ。そして
サー・トマス・モアが大法官となった。ある夜ヘンリー8世がモアの館を訪れた。
モアは王に忠誠を誓ったがローマ・カソリックの信者であるため、王の離婚には賛成しなかった。
間もなく評議会がカンタベリー大寺院で招集され、国王はローマ法王に対する忠誠を放棄し、
自ら英国教会の主となる、と発表された。モアはちゅうちょなく大法官の地位をすて、
一市井人として静かな生活に入った。やがて王はカテリーヌと離婚し、アン・ブーリンと結婚した。

ある日モアは大法官の秘書クロムウェル(レオ・マッカーン)に呼ばれた。彼はモアから王と
その離婚についての言質をとって、罪におとしいれようとした。遂にモアは逮捕され、
ロンドン塔に閉じこめられた。反逆の罪で彼はウエストミン・ホールの裁判に引き出された。
死刑の宣告。モアは沈黙を破って言った。「私は王の忠実な召使いとして死にます。だが王より
神のために死ぬのです!」と。

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2011-04-18 22:55 | 洋画=ら~わ行 | Trackback | Comments(0)