パリより愛をこめて From Paris with Love

●「パリより愛をこめて From Paris with Love」
2010 フランス Europe Corp.95min.
監督:ピエール・モレル 原案:リュック・ベッソン
出演:ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアックほか。
e0040938_2104725.jpg

<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想とストーリー>
お話に重みはないが、スカっとするいかにもベッソンが書きそうなストーリーとアクション。
これを一手に引き受けているのがジョン・トラヴォルタ。ガンアクションやカンフーもどきの
アクション、カーチェイスなど、お見事ではあるが、あまりにも、あんまりなので、思わず、
吹き出してしまうところも。肩の凝らないエンタテインメントってこんなもんでいい時もある。

ベッソン原案らしく、出てくるクルマも、それぞれの役目を持っていて、アメリカ大使館の
クルマは最近のアメリカ映画の政府系御用達として出てくるキャディラック・エスカレード、
フランス警察のシトロエンやプジョー、最後の大チェイスに使われるのはパキスタンの
テロリストが古いヴォルボのエステートで、追いかけるのがアウディA8(W12)。アウディの
運転手のバカテクが物凄かったけれと、ルーフを開けて、バズーカをぶっ放すのには
呆れて笑えた。街中の追跡ではアウディS8も登場。
e0040938_2122466.jpg

ソダーバーグもタランティーノもコーエン兄弟もそうだが、いきなりの銃撃というのは
慣れてない日本人にはびっくりするものだが、あまり常套的に使われると、予想できて
しまう。本作だと、4人がマイヤーズの彼女のアパートで食事会をしているとき、電話が
かかって来た彼女の友達のパキスタン人らしき女性を「ローズなんて知らないわ」と
いうことばをきっかけにトラヴォルタがいきなり射殺してしまう。なんかそんな感じだなあ、
という予感がある。

とにかく本作はトラヴォルタのハチャメチャアクションを堪能すべきであり、あとはどうでも
いいわ。それだけで十分楽しい。それ以上でも以下でもないと感じた。
マイヤーズは情けない大使館付けの情報担当エージェントを結果、上手く演じていたし、
トラヴォルタの乾いた毒気もまた楽しい。
e0040938_2124837.jpg

「ジェームズ・リース(ジョナサン・リース・マイヤーズ)はパリのアメリカ大使館に勤めながら、
CIA捜査官見習いという裏の顔を持っていた。それは、上司のベニントン大使
(リチャード・ダーデン)や、フランス人の婚約者キャロリン(カシア・スムトゥニアク)にも秘密だった。

ジェームズは、待望の上級レベルの任務を命じられる。しかし、相棒としてアメリカから送り込まれた
チャーリー・ワックス(ジョン・トラヴォルタ)は、スキンヘッドでバイカーファッションに身を包み、
自ら銃を抜いて犯罪者を倒すことを信条とする規格外の男だった。

ワックスの予測不可能な行動と毒舌に、リースは不安を覚える。到着早々、空港でひと悶着起こした
ワックスは、ドラッグ密売組織のアジトである中華料理店に乗り込み、銃撃戦を繰り広げる。
ワックスの狙いは、ドラッグで稼いだカネで爆弾を入手し、世界崩壊を目論むテロ組織だった。
朝になっても捜査を続けるワックスに連れ回され、リースは疲れ切っていた。しかし、ワックスが
突き止めたテロ組織のアジトで、隠し撮りされたリースの写真を見つける。リースはどんな凶悪な
犯罪者にも銃を向けることができず、自分は捜査官に向いていないと弱音を吐く。
リースの内にある、悪と戦う才能を見抜いていたワックスは、リースを励ます。テロ組織は、パリで
開かれる国際サミットをターゲットとしていた。何者かが大使館員であるリースに接触し、機密情報を
リークしていたのだ。各国の要人が次々とパリに到着するなか、リースは引き金を引き、テロを
阻止することができるのか。」(goo映画)
e0040938_2132654.jpg

ネタばれですが、結局婚約者キャロリンは、大使館の情報を取るためにリースに近づき、部屋中に
隠しカメラ・マイクを仕掛けて情報を集めていたのだ。更にサミットに来るアメリカ外交団に自爆
テロをしかけようと目論んでいたのだ。ワックスの活躍で正体がばれたキャロリンは、本当は
心からリースを愛していた、と告白したのだったが、大使館で最後に対峙した、キャロラインは
リースからも愛の告白を受けるものの爆弾のスイッチに手を伸ばしてしまう。その瞬間、銃を撃つ
ことにあれだけためらいを覚えていたリースの銃が火を噴き、キャロラインの頭を撃ち抜いたのだった。

ラストの出来はイマイチだったな。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-04-27 22:40 | 洋画=は行 | Comments(0)