レポゼッション・メン Repo Men

●「レポゼッション・メン Repo Men」
2010 アメリカ Universal Pictures,111min.
監督:ミゲル・サポチニク 原作:エリック・ガルシア
出演:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィティカー、リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
これまたエグイ映画を見てしまったな。いくら近未来の合法的な手段と言われても、人間が
死んじゃうことを合法にするわけがない。SFといっても、合理性に欠ける設定に
まずは引く。そして、レポメンが所持するメスで腹なりを切り開いて人工臓器を取り出す様の
えげつなさに引きまくり。3200万ドルかけて制作して、半分ぐらいしか回収できて
ないのは理解できる。そんな映画だ。しかも、ジュード・ロウ演じるレポメンが何故に
わざと機械を故障させ、人工臓器を付けざるを得ないようになったのか、それがレポメンの
避け難い運命なのか、理解できなかった。
ラストの終わらせ方は、おっと、という感じで新鮮ではあったけど。
★は5,5。

<ストーリー>
「ジュード・ロウ主演で放つSFサスペンス。恐竜ハードボイルド“鉤爪”シリーズの
人気ミステリー作家エリック・ガルシアが企画段階から関わり、原作小説『レポメン』を
書き下ろすとともに並行して映画シナリオも自ら手掛け完成させた。
高額な人工臓器によって長寿が得られる一方、ローン返済が滞れば合法的に人工臓器を
回収され死を迎えてしまう近未来を舞台に、腕利きの臓器取立て屋(レポメン)だった男が、
何者かの罠に陥り、自らがレポメンの標的となりサバイバルを余儀なくされる姿を、
グロテスクな描写も織り交ぜ描き出していく。共演はオスカー俳優フォレスト・ウィテカー。
監督はこれまでCMやミュージック・ビデオ界でキャリアを築き、本作で長編デビューの
ミゲル・サポクニック。(allcinema)

「近未来。政府は財政破綻を宣言、世界各地で戦争が続く中、人工臓器の移植は
巨大ビジネスと化し、供給元のユニオン社は心臓や腎臓、肝臓から眼球や鼓膜、膀胱まで
様々な“商品”を高利ローンで売りさばき、莫大な利益を上げていた。

購入者のローン支払いが一定期間滞った場合は“レポゼッション・メン
(通称レポ・メン)”が債務者から手際良く、そして情け容赦なく人工臓器を取り立てる。
それは時に債務者の死を意味するが、全ては合法的に行われていた。
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その昔、レミー(ジュード・ロウ)は親友ジェイク(フォレスト・ウィテカー)と共に
ユニオン社に就職。常に冷徹に仕事をこなし、超一流のレポ・メンとなってボス、
フランク(リーヴ・シュレイバー)の信頼を得ていた。だがある日、債務者の人工心臓を
停止させる電気ショック装置がショートし、レミーは吹き飛ばされて気絶する……。
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彼が病院のベッドの上で目覚めると、ユニオン社の人工心臓に繋がれていた。自分が
債務者になるなどゴメンだと思いながらも、自前の心臓は既に使い物にならなくなっている。
まもなくレミーは回収の仕事に復帰するが、いざ取り立ての段になると手が震え、
メスを振るえない。成果を上げられぬまま時は過ぎて支払いは滞り、遂には最後通告が届く。
しかしレミーはジェイクがお膳立てしてくれた簡単な回収作業さえやり遂げられず、
それどころ彼は仕事を放り出し、ドラッグの禁断症状で倒れていたクラブ歌手ベス
(アリシー・ブラガ)を救うという自分でも意外な行動に出るのだった。
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ベスは10個の人工臓器を持ち、その代金を払えぬまま逃亡生活を続けていた。
今やレミーもレポ・メンに追われる身。互いの孤独に共鳴し、惹かれ合いながら二人は
廃墟に潜み、生き延びるための策を練る。かつての親友ジェイクに追われる中、
レミーは全てを清算するために、自分とベスの顧客データを書き換えるべくユニオン社ビルへ
潜入する……。」(goo映画)
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忘備録のためにネタばれで書いておくと、ユニオン社ビルのコントロールルームに潜入した
レミーとベス。二人の人工臓器のステイタスを、「回収完了」に書き換え、もう追手が
来ないように設定した。そこに、ジェイクとその手下が、追いかけてきた。
もはやこれまでか、と思われた時、ジェイクは周りの部下を次々と殺してしまう。
やはり親友を見捨てなかったか。
レミーは引退し、これまで書き綴って来たレポメンの実態を描いた本が発売され、南の
島にベスと共にいた。その横には同じく引退したジェイクの姿も・・・
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しかし、人工心臓を移植されてからのレミーの見てきたこと体験してきたことは、
ユニオン社の作りだしたバーチャルリアリティだったのだ。実際はベスは存在せず、
倒れてからのレミーはずっとベットにいたのが真実だったのだ・・・。

この映画の詳細はこちらまで。
Commented by oguogu at 2011-08-22 23:28 x
TB&コメントさせてもらっちゃいますねぇ
そうですか、ダメでしたか><
私は結構ブラックユーモアとして楽しめました。
やっぱり最後の皮肉が効いてますねw
恐ろしい話ですが、日本でも医者が事件を起こしてる
ので、他人事じゃないところがリアルでコワイですが・・・・
Commented by jazzyoba0083 at 2011-09-03 14:42
oguoguさん 毎度ありがとうございます。
目の付けどころは良いと思うのですが・・・エグさがねえ。
ラストも今風「夢オチ」で、ちょっとルール違反かなあ!(;´∀`)
by jazzyoba0083 | 2011-06-13 22:50 | 洋画=ら~わ行 | Comments(2)