キンキーブーツ Kinky Boots

●「キンキーブーツ kinky Boots」
2005 イギリス・アメリカ Miramax Films,Harbour Pictures,107min.
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:ジョエル・エドガートン、キゥエテル・イジョフォー、サラ=ジェーン・ポッツ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
NHK-BSで放送していたのを録画しておいて鑑賞。面白かった。事実をベースにした
お話、という事前の告知が、いい意味で緊張感を出している。この手のコメディ?に
してはテンポが良くて、飽きることなく見切ってしまった。
とにかく、この作品はイジョフォーの怪演と、見事な歌声に尽きる。今でも目の前に
彼の女装がちらついてしまう(苦笑)。
女性対決でも、主人公の恋人(シャクレのジェミマ・ルーパー)と、靴会社の女子工員
にして最後には主人公と結ばれるサラ=ジェーン・ポッツの、嫌味対好感田舎娘の対比も
面白かった。
物語りも判りやすく、思わず応援したくなるシチュエーションは日本人受けすると思う。
一度DVDでご覧になることをお勧めしたい。
イギリスらしい際どいセリフも炸裂するが、これがまたキーポイントになっていたりして
嫌味にならないし、むしろスパイスになっている。

<ストーリー>
「イギリスで社会現象を巻き起こしたハートフル・ムービーがついに日本上陸!
「変態の、性的に倒錯した」、「奇妙な、変わり者の」を意味する”キンキー”。
つまりキンキーブーツとは、エナメルで超ハイヒール、セクシーで刺激的な
ドラッグクイーン御用達ブーツを指すのだ。
優柔不断で頼りないチャーリーに対し、美のカリスマとしてロンドンのSOHOに君臨、
腕っぷしもめっぽう強いローラは自信に溢れ、堂々としている。
しかしそんなローラも、女装を脱ぐと結構な弱虫さん。悪口に傷ついてトイレに立て
こもる繊細さが何とも愛らしい!ドラッグクイーンたちの華やかなショーもこの作品の
見どころだ。しかし何より驚きなのは、これが実話に基づいた作品だという点だろう。

倒産寸前の靴工場を再建するために、保守的な町で苦難を乗り越えながらドラッグ
クイーン専用ブーツを作る、実話に基づくハートフル・ストーリー。
監督は、本作が映画初監督作となるジュリアン・ジャロルド。
出演は「スター・ウォーズ」シリーズエピソードII&IIIのジョエル・エドガートン、
「堕天使のパスポート」のキウェテル・イジョフォー、「カレンダー・ガールズ」の
リンダ・バセット。


突然の父親の死で、倒産寸前の田舎町ノーサンプトンの靴工場を相続したチャーリー
(ジョエル・エドガートン)。どうにもうまくいかずロンドンでやけ酒をくらった
帰り道、からまれている美女を彼が助けようとするが、一発でのされ、逆に彼女に
助けられる。しかも、彼を助けた美女は、実はドラッグクイーンで男のローラ
(キウェテル・イジョフォー)だった。
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彼女は足に合わないセクシーブーツに悩まされながらも、毎晩華やかなステージを
繰り広げていた。ノーサンプトンへ帰り、日に何人も職人たちを解雇するチャーリーに、
クビになったローレン(サラ=ジェーン・ボッツ)は、他社の社長はただ座って
嘆かずに、乗馬靴や登山靴でニッチ市場を開拓していると叱咤する。

目を覚ましたチャーリーは、彼女を臨時顧問に任命。その夜、ローラのクラブへ行き
男性の体重を支えられるドラッグクイーン御用達のキンキーブーツの市場価値を
尋ねると、ドラッグクイーンたちの好反応に市場開拓の感触を得る。
チャーリーのもとへ、ある日、待ちきれない彼女が乗り込んできた。職人たちの好奇の
目に怖気づくチャーリーを尻目に、ローラはデザイン画をしたためる。
そのデザインは驚異的な美しさとシルエットを持つ、究極のキンキーブーツだった。
チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーにする。工員たちの失笑を買いながらも
ふたりは試作を重ねるが、ある時、父親が生前、工場の売却話を進めていた事実を知る。
しかしチャーリーの出した答えは、売却ではなく、全生産ラインをキンキーブーツ一本に
絞り、一ヵ月後のミラノの見本市に工場の命運を賭けることだった。
そして、工場がミラノに向けてフル稼働する中、事件は起きた……。」(goo映画)

キンキーブーツ制作に目覚めたチャーリーの要求は高く、従業員たちに次々にダメだしを
する。それに反発した従業員たちは、やってられない、とばかりに家に帰ろうとする。
一方、男のリーダーで腕っ節の強いドンと、腕相撲をして、ローラはわざと負ける。
「あんたに恥をかかせたくなかったからね」と。それに男気を感じたドンは一転、
ブーツ作りに精力的に協力、従業員一同もまとまった。そしてミラノ・・・。
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しかし、肝心のローラをロンドンで出発前に男か女かどちらかに決めろ、ときついことを
言って傷つけてしまったチャーリー。ミラノにローラが現れない。
これではショーが出来ない。仕方なく、チャーリーがブーツをはいてショーのモデルを
努める羽目になった。しかし、ピンヒールのブーツでは歩くことさえ覚束ない。
ランウェイで転倒しもがいているところに、ローラと踊り子一隊が登場、その素晴らしい
パフォーマンスと、ブーツで観客を圧倒したのだった・・・。

ダメな男が目覚め、女性と結ばれ、騎兵隊の登場で事業が成功し、という映画の楽しみが
てんこ盛りになった娯楽作だ。

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2011-10-09 22:55 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)