ジャッカル The Jackal

●「ジャッカル The Jackal」
1997 アメリカ Universal Pictures,Mutual Films,Toho-Towa,124min.
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演:ブルース・ウィリス、リチャード・ギア、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
比較的面白くない、という書き込みが多い作品だが、私は普通に面白くみた。
「ジャッカルの日」は未見。
ただ、ところどころに締りのない個所があり、詰めが甘いと思わせるところはあるので
よくできました、とは参らないだろう。
3大スターが並ぶが、ブルースもギアも役どころとしては少しずれているんじゃないか、
という感じ。ポワチエはイイね。それと渋めだけどロシアの少佐を演じたダイアン・ヴェノーラが
良かったな。
あんなデカいガトリング銃が簡単に個人で密輸できるとは思えないし、FBIとロシアの捜査
チームに紛れ込んでいたロシアのスパイが簡単にあぶり出されちゃうとか、甘いところも散見。
最大のトホホはラストの舞台設定だな。堂々と現れる暗殺犯。警察に犯人が紛れ込むと言う
初歩的な犯罪を見抜けないFBI。ジャック・ブラックもこの頃は、ガトリング銃の試し撃ちで
ズダボロにされる運命なのね。
しかし、エンタメとしては、2時間普通に面白かったし、ラストのカタルシスもちゃんと用意されて
いた。ラストシーン、ギアとポワチエの次第に離れるが歩く方向は一緒、しかし、二人の間に
長い貨物列車が通りぬけていく、という画像は、映画製作論的には非常に判りやすい
心象風景である。ラストのテキストのような光景だ。
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<ストーリー>
「名作「ジャッカルの日」を現代に舞台を置き換えて大胆に翻案。B・ウィリスとR・ギアの
2大スターが激突するアクション大作。。謎の殺し屋ジャッカルと、彼を追う元IRAテロリストの
死闘を描くサスペンス。

ジャッカルという呼び名だけ知られる正体不明の超大物暗殺者と、彼を追うIRAの
元テロリストの攻防を描くサスペンス・アクション。
フレデリック・フォーサイスの有名小説『ジャッカルの日』のフレッド・ジンネマン監督による
同名映画化作品(73)にインスパイアされている(クレジットはなし)。
監督は「ボーイズ・ライフ」「ロブ・ロイ ロマンに生きた男」のマイケル・ケイトン=ジョーンズ。

正体不明の超大物暗殺者ジャッカル(ブルース・ウィリス)は、チェチェン・マフィアの
首領テレク(デイヴィッド・ハイマン)から彼の弟を殺した米国の情報機関の要人暗殺を
依頼される。
ジャッカルにとっても相手が巨大なだけに最後の仕事となるため、報酬は7千万ドル。
この情報をつかんだ、テレクの組織壊滅を図るFBI副長官プレストン(シドニー・ポワチエ)と
MVD[ロシア情報局]のコスロヴァ少佐(ダイアン・ヴェノーラ)以下のチームはジャッカルの
足取りを追うが、相手は神出鬼没。
チームは彼の行動を予測し、狩り出せる数少ない人間として、元IRA幹部で超一流のテロリスト、
デクラン・マルクィーン(リチャード・ギア)を起用。彼は仮釈放とジャッカルの素顔を知る
元バスク祖国と自由の闘士イザベラ・ザンコーナ(マチルダ・メイ)を協力者にすることを条件に
捜査に加わる。

実はかつてイザベラと恋仲だったデクランは、武器売買のトラブルからふたりの間の子供を
ジャッカルに殺されたという因縁があった。
さて、ジャッカルは、遠隔操作が可能な超強力な究極兵器を手中にカナダ経由で米国へ潜入。
デクランはジャッカルに迫るが、FBIの内部情報まで把握するジャッカルはコスロヴァらを殺し、
デクランに「お前は女を守れない男だ」と謎のメッセージを残す。
その言葉からジャッカルの標的が大統領夫人(テス・ハーパー)であると知ったデクランは、
先回りして遊説先の会場でジャッカルを待ち受ける。はたしてジャッカルの究極兵器が演壇を襲うが、
夫人は間一髪で無事。かくしてデクランはジャッカルを追い詰め、苦闘の末彼を倒すのだった。」
(goo映画)

詰めの甘さをテンポと展開で救った、という感じかな。肩の力を抜いて見るにはいいでしょう。
この映画の詳細はこちらまで。
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Commented by kiyotayoki at 2011-10-16 17:03
お久しぶりです♪
この映画、地上波で観たという記憶があります。
ブルース・ウィリスもリチャード・ギアもまだ若かったですね。
一方、シドニー・ポワチエはもうご老体って感じでしたが、いま検索してみたら84歳になられるんですね。
久しぶりにお元気な顔、見てみたいものです。
Commented by jazzyoba0083 at 2011-10-17 15:51
kiyotayokiさん
こんにちは。ポワチエ、84歳ですか!「いつも心に太陽を」でしたっけ、イギリスの青年教師の役、「招かれざる客」そして「夜の大走査線」。デンゼル・ワシントンが出てくるまでは不動の黒人俳優さんでした!大好きな俳優さんの一人です。
by jazzyoba0083 | 2011-10-15 23:05 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(2)