コンテイジョン Contagion

●「コンテイジョン Contagion」
2011 アメリカ Warner Bros.Pictures,Participant Media,106min.
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:グィネス・パルトロウ、マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、
   マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
★は6,5という所。ソダーバーグ監督にして、綺羅星のごとくのキャスティングで
楽しみが過剰だったのかもしれないけど、期待していた割りには肩透かしを食らったな。
パンデミック映画は珍しくも無いが、最近、ブタインフルエンザなど身近に新しい
感染症が発生してるので、身につまされ、劇場内で咳をしている人がいると、思わず
ドキッとしたりする。それにしても、淡々と進み過ぎたんじゃないかな。起伏の
少ない盛り上がりに欠けた作品だったと感じた。ラストはそれなりに衝撃的ではあったけど、
それでもなあ。コンテイジョンとは接触感染のこと。

新型ウイルスらしきものの発生→蔓延→パンデミック→ワクチンの開発→これを巡る陰謀
→ワクチンを求める人々のパニック発生→ワクチンの成功→接種→さまざまな物語を残し
大団円?→ラストの衝撃・・・と、簡単に書けちゃう。唯一面白かったのがジュード・
ロウの役どころ。
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<ストーリー>
「ある新種のウイルスの感染爆発を通し、様々な立場の人々がそのウイルスに立ち
向かおうとする姿を描いた群像ドラマ。
死亡患者の家族、ウイルスの蔓延する現場でパンデミックを阻止しようと戦う医師、
ラボでウイルスの治療薬を開発しようとする医師、パニックに陥り暴動を起こす
一般市民たち、新種のウイルスに対する政府の嘘を報道しようとするジャーナリスト…。
マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン、
ジュード・ロウといった名優たちが、緊迫した演技を見せている。
スティーブン・ソダーバーグ監督が本作で様々な立場にある人々の危機への対し方を
通して描いたのは、人間というものの弱さと強さだと言えるだろう。

ベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は香港出張の帰り、夫のミッチ
(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に向かわず、シカゴで元恋人と密会する。
だが、ベスは咳と熱を発症しており、同じような症状の人間が香港、ロンドン、
東京など各地で次々と亡くなっていた。
その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディ
(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘する。

さらに帰国から2日後、ベスが死亡し、続けてベスの連れ子クラークも命を落とす。
報告を受けた世界保健機構(=WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス
(マリオン・コティヤール)たちが、続いてアトランタの疾病予防センター
(=CDC)が調査に乗り出す。
エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示でミネソタに
派遣されたドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)は、感染が
疑われる人々の隔離を実施。
カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスで
あることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。WHOはウィルスが
48時間以内に世界主要都市に拡散すると宣告。
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ワクチン開発に全力が注がれるものの、ウィルスは変異し、恐るべき速度で感染拡大
してゆく。折しもネットでは、米仏が治療薬を極秘に製造しているとの噂が広まった
ことから、中国衛生部のスン・フェンが故郷の村人のワクチンとの引き換えとして、
オランテスを拉致。任務途中で感染するミアーズ。
恋人に極秘情報を漏らしてしまうチーヴァー。娘を家に閉じ込めるミッチ。
それぞれが愛する者を守ろうとする中、アランは政府が有効な治療薬を隠していると
主張。恐怖はウィルスよりも早く感染し、パニックを起こした人々によって、各地で
暴動が勃発する。それぞれが選んだ決断は……?そして明かされるウィルスの
発生地点とは……?」(goo映画)

観ていて判ることだが、本当のウィルスの「感染」も恐ろしいが、社会システムの、
また人間の心に蔓延する恐怖・疑心暗鬼の「感染」こそが恐ろしいのだ、と
ソダーバーグはいいたかったに違いない。
この映画の詳細はまで。
by jazzyoba0083 | 2011-11-13 15:30 | 洋画=か行 | Comments(0)