キック・アス Kick-Ass

●「キック・アス Kick-Ass」
2010 アメリカ・イギリス Marv Films,Plan B Entertainment,117min.
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、マーク・ストロング、ニコラス・ケイジ
    クロエ・グレース・モレッツ、リンジー・フォンセカ他。
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<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
2012年初の映画は、噂は聞いていたけど、初めて観た「キック・アス」。
昨年観ていたら、年間ベストに入れていた映画だ。とっても面白い!!一年の冒頭を
飾るにふさわしいパワーを持った作品で、ある意味、映画ってこういうことなんだよね、
という味のある作品だ。「男の子系」が大好きな私としても大満足。
アメリカ人なら、さらに愉快だろうと思う。
期待通り以上のカタルシス。ここに持ってくるまでの用意周到なストーリー展開と
テンポの良さ、意外感。ある意味マンガだけど、映画にして良い面をすべて持っていると
いえるほどだと思った。観終わった後のスッキリ感、そしてマーベル映画見たいな
続編をにおわす終わり方。期待しちゃうけどなあ。

ハードバイオレンスアクションコメディってallcinemaで言っているけど、まさにその通り
でしょう。しかし、クロエ・グレースの色っぽいことったら、ありゃしない。覆面した時の
唇は、大人でしょう。見惚れてしまった。しかし親としては、あの役に悩んだんじゃないかなあ。
何人殺していることやら。こんな少女にあんな残虐な役をやらせて、という批判も起きた
そうだが、それはそれでうなずける。けど、映画だから。

マンガじゃん、と言っていても、「不正に見て見ぬふりをしていることがいやだ」と思う青年の
素朴な心は、ほとんどの人がそうであるが故に、主人公に思い入れて、応援するのである。
誰が考えたかしらないけど、面白い話を作ったものだ。もう一度観たいと思う。

<ストーリー>
「ウォンテッド」の原作者マーク・ミラーのアイデアを基に、同名コミックの執筆と同時進行で
製作されたハードバイオレンス・アクション・コメディ。
スーパーヒーローに憧れる平凡なオタク高校生が始めた無謀な自警活動が思わぬ事態へと
発展していくさまを、ハードなアクション・シーンと軽妙かつブラックなユーモアを織り交ぜ描き
出す。本国のアメリカ、イギリスでは、あどけない少女による殺戮シーンをはじめ妥協のない
過激なバイオレンス演出が物議を醸す一方、多くの映画ファンからは熱狂的な支持を集める
など賛否両論渦巻く問題作として大きな注目を集めた。
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主演は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・ジョンソン。
共演は、一躍ハリウッド期待の新星となった「(500)日のサマー」のクロエ・グレース・モレッツと
オスカー俳優ニコラス・ケイジ。
監督は「レイヤー・ケーキ」「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。
 
 アメコミ好きでスーパーヒーローに憧れるニューヨークの高校生デイヴ。
ある日彼は、インターネットで手に入れたコスチュームを身に纏い、勧善懲悪のヒーロー
“キック・アス”として街に繰り出す。しかし、何の能力も持たない彼は最初のパトロールで
チンピラにボコボコにされ重傷を負ってしまう。
ところが、その治療で体中に金属を埋め込み、神経の損傷で痛みにも鈍感になったデイヴは
無類の打たれ強さを身につけていた。そして、懲りずにパトロールを再開したデイヴ。
すると、その様子を野次馬が動画サイトにアップしたことからキック・アスの名はたちまち知れ渡り、
一躍時の人に。
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だが、そんなキック・アスの活躍ぶりを知った地元マフィアのボス、ダミコは最近起きた組織の
トラブルを彼の仕業と勘違いし、キック・アスの抹殺へと乗り出す。
ところが、実際はキック・アスの影で別のヒーローが暗躍していた。その正体は、ダミコへの
復讐に燃える元警官の“ビッグ・ダディ”と、彼が手塩に掛け恐るべき殺人マシーンへと鍛え上げた
娘“ヒット・ガール”だった。やがてキック・アスは、この親子とダミコの血で血を洗う戦いの渦に巻き
込まれていくのだが…。」(allcinema)
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「映画やコミックの世界ではこれだけヒーローがいるのに、何で誰もやらないのだろう?」と、
子どもの頃に誰しも考えたことがあるだろう。主人公デイヴもそのひとり。
ただし、小さな子どもではない。彼はヒーローになろうとするが、特殊能力はないし、スポーツは
苦手で度胸もない。ヒーローの服を着たからって、悪漢に立ち向かえばボコボコにされる。
しかし、行動を起こすことが大事なのだ。
痛快な戦いぶりは、実力のあるヒーローのビッグ・ダディとヒット・ガールが引き受ける。
実際に、相当のアメコミ・オタクというニコラス・ケイジの父親と、殺人マシーンと化した小学生の
女の子の2人が、主役を食うほどの見せ場を作る。しかし、フツーの人間であるデイヴがいることに
より、この作品は“フツーの”アメコミヒーローものとは一線を画しているのだ。」(goo映画)
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デイブとガールフレンド、友人のプロット、ビッグ・ダディとヒット・ガールのプロット、(友人の警官も)
悪の総本山、ダミーコ親子とレッド・ミストのプロット、レッドミスととキックアスのプロットと
いくつかのストーリーが上手いこと伏線を張りながら、進んで行く。
防弾チョッキの訓練が、ラストに近いところで生きてくる。完全なハッピーエンディングではないけど、
ゲイではない、と告白したガールフレンドと再びアツアツになれたのは良かったし、
ヒット・ガールことミンディの新しい道も提示できて、良かった。最後に振りかえったレッド・ミストが
銃をぶっ放して終わるシーンもいいんじゃない?
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この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2012-01-02 21:50 | 洋画=か行 | Trackback(3) | Comments(0)