エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence

●「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence」
1993 アメリカ Cappa Production,Colombia Pictures,139min.
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ダニエル・デル=ルイス、ミシェル・ファイファー、ウィノナ・ライダー、リチャード・E・グラント他
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<評価:★★★★★★☆☆☆>
<感想>
1870年から1915年ころまでのアメリカの上流社会の悲恋を描くメロドラマ。スコセッシ作品では
アメリカの裏社会、特にイタリア系の人間模様を描いた作品が好きな私としては、監督の
名前と出演者で見始めたが、映画の出来はいいのかもしれないけど、自分の好みの
範疇の作品ではないな、と感じた。

「人間大河ドラマ」「文芸メロドラマ」な感じで、重厚なのか、薄っぺらなのか良く理解できない。
スコセッシ作品の中で一番好き、という人もいるんだけどね。
デル=ルイスもファイファーも、ライダーも、悪くはないし、装置や衣装、小道具まで、凝った
美術は見どころでもある。が、所詮は、人の奥さんを好きになった男が離婚できないまま
思い続ける、という悲恋物。そこには家と家、その時代の道徳観、恋愛観、などが描かれて
いて深みを出そうとしていることは判るのだけれどね。
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ラストシーンが如何にもタコにもの、メロドラマだ。判りやすいっちゃ、判りやすいんだけど。
長かった・・・。

<ストーリー>
19世紀末のニューヨークの社交界を舞台に、許されぬ恋に 魂を燃やした男女の姿を描いた
恋愛映画。
女性として初めてピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの同名小説(新潮文庫)を、
「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシが、ジェイ・コックスと共同で脚色して映画化。

1870年代初頭のある夕べ、若き弁護士のニューランド・アーチャー(ダニエル・デイ・ルイス)や、
その婚約者メイ・ウェランド(ウィノナ・ライダー)と彼女の母親ウェランド夫人(ジェラルディン・
チャップリン)をはじめ、ニューヨーク社交界の人々がオペラ会場に集った。
ひときわ注目を引いたのは、夫から逃れてヨーロッパから帰国したという噂のエレン・オレンスカ
伯爵夫人(ミシェル・ファイファー)だった。

ニューランドは幼なじみのエレンの出現に心を揺さぶられた。外聞をはばかるエレンの一族は
離婚を思いとどまらせようと、ニューランドを使者に立てる。
だが、彼女の率直な態度や考え方に、厳格で欺瞞に満ちた社交界にない新しさを感じた彼は、
メイという申し分のない結婚相手がいながら、エレンに引かれていく。しかし、エレンは、次第に
社交界から排斥され、2人の愛にも上流階級特有の見えない圧力がかけられる。
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エレンは一族の願いを聞き入れ、離婚を思いとどまる。それはニューランドを愛するゆえの
選択だった。ひと月後、ニューランドはメイと結婚するが、結婚生活は退屈な義務だった。
エレンへの思いを募らせる夫をメイは許さず、自分の妊娠をエレンに告白して、彼女の思いを
打ち砕いた。エレンは帰国し、彼はそれから彼女への思いだけを抱いて生き、30年の月日が
流れた。ニューランドは息子のテッド(ロバート・ショーン・レナード)を通してエレンの居所を知る。
息子は、父とエレンの愛を知っていた。」(goo映画)

エレンの住むパリに、息子とともにやってきたニューランドだったが、息子の勧めにもエレンに
会うことを止める。「父は古い人間だと言えば十分だ」と息子に告げて。

そして、一人街角を去るのだった・・・

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2012-01-10 22:30 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)