ふたたび~Swing me again~

●「ふたたび~Swing me again~」
2010 日本 GAGA、松竹 111分
監督:塩谷俊
出演:鈴木亮平、MINJI、青柳翔、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、渡辺貞夫、古手川祐子
   陣内孝則、財津一郎

<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>
今なぜハンセン氏病だった老トランペッターの話なんだろう。
話としては悪い話ではないのでけちをつけるつもりもないけど、映画と
してどうか、といわれると、ご覧の★の数となる。
なんなんだろう、物語性が希薄なのかなあ。

主人公は学生時代に花形トランペッターとしてレコードも出した貴島健三郎(財津)と
そのジャズ仲間。しかし貴島は、ハンセン氏病を病み、恋人とも判れ隔離病棟へと
収容された。それから数十年が流れた。

貴島の孫、大翔も、トランペットを吹く。やがて彼と祖父健三郎がかつてのメンバーを
訪ねて歩くロードムービーとなっていく。

ラストは、神戸の有名なライブ会場で全員が揃っての演奏。これを仕上げなくては
死ねない、とでいうような最後の炎であった。

<ストーリー>
「50年の時を経て仲間との約束を果たそうとする元ジャズ・トランペッターと
その孫がたどる旅を、往年のジャズナンバーと共に描く心温まるロードムービー。
旅を通じて仲間との友情や家族との絆が描かれ、人生に今一度向き合う主人公の姿が
胸に迫る感動作だ。突然現れた祖父に巻き込まれるように旅をする孫を演じるのは、
テレビドラマ等で人気急上昇中の鈴木亮平、ハンセン病に冒されて50年以上もの
隔離生活を強いられた祖父を名優・財津一郎が演じている。
そのほか、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男など、ジャズと縁の深いキャストたちが
名演奏を聴かせてくれるのが嬉しい。さらに、渡辺貞夫の圧倒的なサックス・
パフォーマンスも見どころだ。

神戸。大学のジャズサークルでトランペットを吹いている貴島大翔(鈴木亮平)は、
密かに“COOL JAZZ QUINTETTE”というジャズバンドに憧れていた。
それは、たった1枚のLP盤を残して忽然と姿を消してしまった幻のバンドであった。

大翔は家に保管されていたコレクションの中に偶然そのLPを見つけ、熱烈なファンに
なったのだ。ある日、大翔は父・良雄(陣内孝則)から、亡くなったと伝えられていた
祖父がまだ生きており、ハンセン病療養所から50年ぶりに戻ってくると聞かされる。
だが、大翔は生まれて初めて会う祖父・健三郎(財津一郎)との接し方が分からず、
会話もままならない。ところが何の気なしに聴かせた1枚のレコードに、健三郎の
表情が一転。
健三郎は“COOL JAZZ QUINTETTE”のトランペッターだったのだ……。そんな中、
健三郎は50年前のバンド仲間を探したいと、家を出て行ってしまう。
ところが、巻き込まれるようにして大翔はこの旅に同行することとなり、健三郎の
かつてのバンドメンバーを訪ねる形で、神戸から京都、和歌山へと向かうのだった。

50年ぶりの再会に戸惑いながら健三郎の訪問に喜び、泣き、笑い、興奮する友人たち。
そんな中、野田百合子(MINJI)という一人の女性の存在が明らかになる。
彼女は“COOL JAZZ QUINTETTE”のピアニストで、ハンセン病の健三郎の子供を
産んだことで家族からも子供からも引き離され一人寂しく死んでいったのだという。
実は、健三郎がいちばん会いたかったのはこの女性、即ち大翔の祖母だった。

大翔は、この旅を通して祖父から父を経て自分へと繋がる家族の絆を知るのであった。
二人の旅が終わりを迎える頃、思いがけないサプライズが待っていた。
神戸のジャズクラブ“SONE”で、50年間果たせなかった“COOL JAZZ QUINTETTE”の
ライブを実現できることになったのだ。そして今、バンドのラストステージが
幕を開けた……。」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2011-12-15 22:55 | 邦画・新作 | Comments(0)