ロリータ  Lolita

●「ロリータ Lolita」
1962 イギリス MGM 153min.
監督:スタンリー・キューブリック 原作・脚本:ウラジミール・ナボコフ
出演:ジェイムズ・メイソン、スー・リオン、シェリー・ウィンターズ、ピーター・セラーズ他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
もっとエロい映画かと思ったけど、裸は一切出てこないし、むしろファッション映画か
と思わせた仕上がりだ。でも、ちょっと長いんじゃないか?2時間で十分な気がする。
ロリコンの語源になった原作でもあるので、どんな美少女かと思わせたが、それは
後年の人たちが勝手に想像を押し付けただけであり、スー・リオンとクブリックに
失礼だ。でも、もう少し綺麗でも良かったけどね(爆)。
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話は、ジェイムズ・メイソン演じる初老の教授がロリータという少女を排他的に偏愛
したことから起きるさまざまな事件を描いていくのだがが、先述のように、いささか
の冗漫さを感じる。ストーリー自体はクブリックには珍しく?小難しいところとか
ぶっ飛んだところもなく、平易に教授の思いとロリータという美少女の少女ゆえの
奔放な節操の無さが上手く描かれていると感じた。やはり、セラーズの怪演とメイソンと
シェリー・ウィンターズの絡みが最高だ。
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冒頭とエンディングの有様も、いい感じたと思ったし、エピローグとして紹介される
内容も、クブリックの映画らしくいいな、と思った。
それにしても、ロリコンの語源になった原作の映画化の美少女を演じた割りに
スー・リオンという女優さんはその後、泣かず飛ばずだったなあ。
ベッドに腹ばいになって、両足をひざから上に曲げたバックショットの足は、
美しかった。
かように、計算されたクブリックの映像は、モノクロながら、美しい。

<プロダクション・ノート>
教養ある中年男の、ローティーンの少女に対する、耽美と溺愛の、異常な
愛欲生活を描いた問題の書「ロリータ」の映画化である。
原作小説は、ケンブリッジ大学で勉学中、祖国を失った亡命ロシア作家
ウラジーミル・ナボコフが、1954年に6年がかりで書きあげたもので、
世界的なベストセラーとなった。
監督は「スパルタカス」のスタンリー・キューブリック。
脚色は原作者のナボコフが自ら担当し、「ナバロンの要塞」のオズワルド・
モリスが撮影、「オーシャンと十一人の仲間」のネルソン・リドルが音楽を
受け持っている。出演者には、14歳の少女スー・リオンが抜擢され、
このヒロインをめぐって、「ザーレンからの脱出」のジェームズ・メイスン、
「明日なき十代」のシェリー・ウィンタース、「マダムと泥棒」のピーター・
セラーズ、「三十九階段」のマリアン・ストーンなど。製作はジェームズ・
ボブ・ハリス

<ストーリー>
霧の深い日だった。作家のクィルティ(ピーター・セーラーズ)が、ハンバート
(ジェームズ・メースン)のピストルの乱射を浴びて死んだ。

--ハンバートは数年前、パリからアメリカに渡り、フランス詩の翻訳で好評を
得ていた。夏を過ごそうと田舎町にやって来た彼は、シャーロット夫人
(シェリー・ウィンタース)の家に下宿した。
ハンバートは一目でこの家の娘、ロリータ(スー・リオン)の未熟な妖しい美しさに
心を奪われ、夫人はハンバートのとりこになった。
ロリータとの絆を確保するためにハンバートは夫人と結婚したが、彼の本心を
知って逆上した夫人は(交通)事故死してしまった。今は誰はばかるところなく、
奇妙な父娘の愛欲生活が始まった。
この関係は近所の噂にものぼり、知り合った(テレビ作家の)クィルティは
ロリータに強い興味を示した。狂おしいほどの独占欲にかられたハンバートは、
彼女を他人との交際から遮断するために、放浪の自動車旅行へと連れ出したのだった。
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モーテルからモーテルへと、2人だけの幾夜を重ねていたが、いつ頃からか、
ハンバートは彼らをつける車に気がついた。だが、ロリータは全く気がつかない
らしく、彼の思いすごしではないかと、けげんな顔をするのだった。

ある日インフルエンザで入院したロリータが伯父と名乗る男に連れ出されてしまった。
掌中の珠を奪われてハンバートは痛恨の日々を送っていた。
と、全く消息を絶っていたロリータから手紙が舞い込んだ。鉱山の町を訪ねた
ハンバートを、ロリータは貧しい家でなつかしそうに迎えた。
彼女はクィルティに連れ出されたあげく棄てられ、1年ほどまえに今のディックと
結婚したという。そして転勤するにつけて金が入用だったのでハンバートに助けを
求めたのだった。ハンバートは総てを忘れて、一緒に暮らそうと懇願したが、
聞き入れられなかった。あきらめたハンバートは、持ち金全部と、シャーロットの
遺産を渡し、真直ぐクィルティの家へ車を走らせた。」(goo映画)

最初からクィルティに一目惚れしたロリータの作り事に、ハンバートは翻弄された
という結末。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-02-06 23:25 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)