遠い空の向こうに October Sky

●「遠い空の向こうに October Sky」
1999 アメリカ Universal Pictures,108min.
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ローラ・ダーン、クリス・オーウェン他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
好きだなあ、こういう男の子が夢に賭ける話って。もう、学生、生徒さん、また
家族で見てもらいたいタイプの映画。いささか浪花節的な部分が鼻につくけど、
こういう見終わって、清々しい映画はいいな!カタルシスの塊のような構成。
ロケット作りに取り組んだ少年たちの話、というだけで私なんて飛びついちゃう。

まあ、実話なんで安心して見ていられるという部分もあるけど、夢と現実、
親と子、職業への悩み、立派な教師、素敵な仲間たち、成功と失敗、など
青春の映画に必要なものが全部入っている、まるでディズニーかドリーム
ワークスがつくりそうな作品。最後のほうは不覚にもウルウル来ちゃいました。
配役も、渋いところをしっかり並べて、安い映画にならないようにしているし、
単純なお話を引っ張るエピソードも(実話だけど)、数々散りばめられ、’50年代
の時代の雰囲気も出ていた。

若きジェイク・ギレンホールも、なかなかいい味を出していた。恋の鞘当とかも
さりげなくあったりね。

とにかく爽やかな、いい映画だと思います。

<プロダクション・ノート&ストーリー>
『スタンド・バイ・ミー』と『エデンの東』を合体させたような印象。
つまりは、少年たちの大人への成長の記録であり、デキの悪い弟とデキのいい
兄をめぐる父親との葛藤を描いた作品である。
これに加えて、ロケット作りに情熱を傾けた少年たちの“夢”がドラマを熱くする。
監督は『ミクロ・キッズ』『ジュマンジ』のジョー・ジョンストン。
実は、これが意外だった。ILMの特殊効果マン出身で、どちらかというと子供騙しの
SFX映画を得意としてきた彼が、心の琴線にばちばち触れるような人間ドラマを
作り上げるとは思いもよらなかったのである。

ロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた青春ドラマ。ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の
自伝小説『ロケット・ボーイズ』の映画化。監督は「ロケッティア」「ジュマンジ」の
ジョー・ジョンストン。脚本は「不法侵入」のルイス・コリック。出演は「シティ・
スリッカーズ」のジェイク・ギレンホール、「大いなる遺産」のクリス・クーパー、
「闇に抱かれて」のローラ・ダーン、「どんな時も」のクリス・オーウェンほか。

1957年10月5日。ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッド。
米国民にショックを与えたこの夜、ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生
ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。

彼は悪友のロイ・リー(ウィリアム・スコット・リー)とオデル(チャド・リンドバーグ)、
そして級友で数学の奇才だが嫌われ者のクエンティン(クリス・オーウェン)を仲間に
引き入れて《ロケット・ボーイズ》を結成。
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だが、ロケットは何度改良を加えても失敗が続く。昔ながらの炭鉱夫で周囲の
信頼も厚い炭鉱の責任者である父のジョン(クリス・クーパー)はホーマーの行動が
理解できず、父子は激しく対立する。
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そんな彼らの味方は高校の物理教師のミス・ライリー(ローラ・ダーン)だけだった。
彼女は彼らをロケット打ち上げに成功し、全米科学コンテストに出品して優勝すれば、
ヴァージニア州立大学への奨学金が出ると励ました。
最初は馬鹿にしていた町の人々もやがてロケットに興味を持つようになり、彼らに
協力する人も出てきた。だが不運にも、落下したロケットが山火事を引き起こしたと
いう疑いで警察が彼らを逮捕。その直後、ジョンが炭鉱で重傷を負う。
家計を助けるために高校を辞めて炭鉱で働き始めたホーマーは、その生活のなかで
父の生きざまを理解して懸命に働くようになり、すぐに炭鉱夫の一員として認められた。
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そんな折り、ホーマーはミス・ライリーが不治の病に倒れたと聞き、彼女を見舞いに訪れ、
再びロケットへの夢が再燃する。彼は独力でロケットの落下地点を計算し、山火事の
原因がロケットでないことを証明した。こうして《ロケット・ボーイズ》は復活し、ついに
ロケット打ち上げにも成功して夢をかなえるのだった。」(goo映画)
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上記の解説には端折られているが、自分の跡を継いで炭鉱で働くことを頭から決め
つけている父と対立した、ホーマーは家を飛び出てライリー先生のところへ行く。
そして父に、もう二度と炭鉱には戻らない、僕は宇宙に行く、と宣言するのだった。
そして、火事の疑いも晴れたことから校長も彼らを認めるところとなり、まず州の
科学フェアに出品し優勝、全国大会でも出品物が盗まれるというトラブルに見舞われ
るが町の人々が助けてここでも優勝したのだった。「ロケットボーイズ」4人は全員
奨学金付きで大学に進むことになったのだ。最後のロケット発射には、対立していた
父親もやってきて、発射ボタンを押した。空高く煙を残して上がっていくロケットを
ライリー先生も、、炭鉱の町の人々も、みんな見上げて見つめていたのだった。
タイトルは原題のまま「オクトーバー・スカイ」で良かったんじゃないかなあ。

主人公ホーマーは現在NASAの技術者として宇宙飛行士の訓練に当たっているんだ
そうだ。夢も、まず足を踏み出さなければ何も始まらない、ということを教えてくれた。

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2012-04-03 23:00 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)