奇跡のシンフォニー August Rush

●「奇跡のシンフォニー August Rush」
2007 アメリカ Warner Bros.Pictures, Southpaw Entertainment,114min.
監督:カーティス・シェリダン
出演:フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン=リス・マイヤーズ
   テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想とストーリー>
ちょっといい愛情溢れるファンタジーって感じかな。上手くストーリーが
繋がっていくが、ちょいとご都合主義なところも。アメリカ人が涙を流して
好みそうな作りではある。オリジナル脚本。

ロックバンドでプロになりたい青年と、高名なチェリストになっていく女性の
一夜の出会い。そこから生まれた一人の少年は、11歳になっていた。

二人は愛し合いながらも、主にライラという女性側の家の事情で遠ざけられ
11年の歳月が流れていた。二人はお互いにどこかで生きているいつか会えると
信じていたに違いない。ライラは父に結婚妊娠出産を反対され、レストランから
飛び出たところでクルマに跳ねられる。
ライラは一命を取り留めたが、父から赤ん坊は残念だったと言われる。
しかし、これは父親のウソであり、赤ん坊は施設に預けられたのだった。
ライラはそれを知らず、青年ルイスもライラの身の上にそんなことが起きたこと
すら知らず、離れ離れになっていったのだった。

少年は天才であった。孤児院に預けられていたが、脱走し、自分の奏でる音楽に
自分の父とは母必ず気が付いてくれると信じて、さまざまな人たちと交わって
行く。
若かったルイスはサンフランシスコでバリバリの金融マンに。母は高名なチェリスト
となっていた。少年はNYにやってきて、孤児を束ねてセントラルパークなどで
演奏させ、その揚がりで暮らしているウィザード(ロビン・ウィリアムズ)と
出会い、そこで初めて触るギターで天才を見せ付ける。ウィザードはエヴァン少年
に「オーガスト・ラッシュ」という芸名を与え、一儲けしようと企む。
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しかしエヴァンはウィザードの元を抜け出ては教会に忍び込み、パイプオルガンを
弾いてみせた。天才に驚いたそこの牧師らの推薦で、ジュリアード音楽院に
入学が認められる。そこでかれはNYフィルと共演をすることになったのだ。
毎年セントラルパークの屋外音楽堂で開かれる音楽祭に出演が決まり、練習が
繰り返された。その演奏会にはなんと母親のライラも出演することが決まって
いたのだ!! ライラは臨終の床の父から実は赤ん坊は生きていると聞かされて
いたのだ。彼女の、息子との出会いを信じる力は益々強くなっていった。
だが、追いかけてきたウィザードに引き戻され、コンサートは諦めなくては
ならなくなっていた。
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一方、ルイスは、バンドへの夢絶ちがたく兄をはじめとする昔のバンドに誘われて
ライラにささげた曲を引っさげてNYに出て来る。

コンサートが始まった。ライラの演奏が終わり、エヴァンの番。ウィザードの
元を去って(ウィザードも最後にはエヴァンの夢を理解した)会場へ駆けつけ
間一髪で間に合う。そして流れるオリジナル曲。
たまたまタクシーで通りかかった父ルイス、会場にいた母ライラは、エヴァンの
演奏に引き寄せられるように、指揮台の方へと歩みを進めたのであった・・・
そして感動の再会・・・・。見終わってカタルシスのありようにほっとして
心が温まる作品だ。エヴァンを支える人々の暖かさが、見ていて心地よい。
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by jazzyoba0083 | 2012-04-02 22:50 | 洋画=か行 | Comments(0)