シェフと素顔と、おいしい時間 Décalage horaire

●「シェフと素顔と、おいしい時間 Décalage horaire
2002 フランス Canal+,Les Films Alain Sarde,82min.
監督:ダニエル・トンプソン
出演:ジャン・レノ、ジュリエット・ビノシュ、セルジ・ロペス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
キャラクターを持った登場人物がほぼ、主役の二人だけ、といういかにもフランス
映画らしい、舞台劇のような掌編。映画としてのダイナミズムをどうとらえるか、に
よっても捉え方が変わるだろうけど、個人的には、面白く観た。なにせ1時間半に
満たない、空港でのある男女の一夜のお話だから。

アカプルコに着こうという機内で、お化粧を落としていくビノシュのシーンが良かった。
毛のあるジャン・レノってあまり観た記憶がないのだが、ちょっとトホホな元シェフを
演じていた。二人のやりとりがキーになる映画なので、このキャスティングが全てと
言えば全てだ。 濃いキャラクターの二人なので、それぞれに感情移入しやすく、
嫌な女だ、思ったり、しまいには、いいじゃんか、と思ったり。ジャン・レノもまた然り。

肝心のシーンにかかる「真夜中のカーボーイ」の挿入歌が、何故かピタリとハマって
いた。

<ストーリー>
「フランスを代表する映画スター、ジャン・レノとジュリエット・ビノシュが初共演を果たした
ラブ・コメディ。
恋人から逃げる女と恋人を追いかける男が、足止めされた空港で図らずも一夜を共に
するハメとなり、反目しながらも次第に惹かれ合っていく姿をロマンティックに描く。
監督はこれまで「王妃マルゴ」など多くの脚本を手掛けてきた「ブッシュ・ド・ノエル」の
ダニエル・トンプソン。
 
 パリ、シャルル・ド・ゴール空港、25時。突然のストでメキシコ行きの飛行機が
飛ばないことを知り愕然とするローズ。彼女は、暴力的でしつこい恋人セルジオから
一刻も早く逃げようと慌てふためいていた。
一方フェリックスは、別れた恋人に会うためアメリカからミュンヘンへ向かう途中、
悪天候でこの空港に足止めを喰らっていた。ローズはセルジオへの置き手紙を
親友に処分してもらおうと携帯で説得していたところ、あやまって携帯をトイレに
落としてしまう。急ぐ彼女は携帯を持っていたフェリックスを見つけるとそれを
借りようと声を掛けるのだが…。」
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携帯の貸し借りを縦軸にしながら、飛ばなくなった飛行機替わりにファーストクラスの
客(フェリックス)が泊まることになったヒルトンホテル。空港の椅子に横になるローズを
見かねて、部屋に誘う。そこから二人のやりとりが始まる。

女はエステシャンで、恋人からのがれアカプルコに職を見つけ、移動のために空港に。
男は元シェフで、今は冷凍食品会社の社長をしている。ミュンヘンへ親族の葬式に
行くために空港にいるのだが、携帯では頻繁に別れた恋人とグダグダの会話が
続いている。 見知らぬ男女がお互いを知るほどに自分も知っていく。
飛行機が動き出し、男は長い間音信を断っていた父のもとに帰り、女は一旦
アカプルコに行くものの、男から帰ってきてくれ、と空港にメッセージが。そして持って行って
しまった男の携帯の暗証番号が書かれたメモが手渡されたのだ・・・。

なんか、ほのぼのしたうちに見終えることが出来た。

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by jazzyoba0083 | 2012-05-05 00:30 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)