ミレニアム2 火と戯れる女 The Girl Who Played with Fire

●「ミレニアム2 火と戯れる女 The Girl Who Played with Fire」
2009 スウェーデン・デンマーク・ドイツ Yellow Bird Films,ZDF and others,139min.
監督:ダニエル・アルフレッドソン  原作:スティーグ・ラーソン
出演:ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、アニカ・ハリン、ペール・オスカルソン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
これの1、「ドラゴンタトゥーの女」が、ハリウッド版のリメイクで注目され、オリジナルにも
脚光が当たり、1はどちらも、大変面白かった。
本作は、その続きであり、3まで続くわけだ。なので、最初のインパクトに比べれば
どうしても、弱くなってしまうことは致し方ないことだ。続編としてのレベルも標準以上には
出来ていたと思う。
今回はリスベットの出生に関わるテーマがメインとなり、それに関わる殺人事件に彼女と
ミレニアムという新聞の記者であるブルムクヴィストが巻き込まれていくストーリーだ。
相変わらず何をしでかすか判らないリスベットの危うさと内に抱えた悲しみが描かれて
いく。監督が代わったからか、前作ほどのキレを感じなかったが、独特のジャンルの
クライムサスペンスとしては面白く観させてもらった。

<ストーリー>
「全世界でセンセーションを巻き起こしたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を
映画化した北欧発のミステリー巨編、その第2弾。
ある事件に巻き込まれ、殺人者の濡れ衣を着せられ逃亡を余儀なくされたヒロイン、
リスベットの孤独な戦いと、混乱する警察捜査を尻目に、ミカエルはじめ彼女の無実を
信じて独自に行動を開始した男たちの奮闘、次第に明らかとなっていくリスベットの衝撃の
過去がノンストップで展開していく。
主演は前作に引き続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィスト。監督は新たに
「刑事マルティン・ベック」シリーズのダニエル・アルフレッドソン。

 鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を
解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。
事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。

そんな時、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害
される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、
彼女は殺人犯として指名手配に。
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過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、
たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。
一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、
真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる
“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ
迫っていくが…。」(allcinema)

1作目で出来て、リスベットに腹に、「私は醜い豚のレイプ魔です」とタトゥーを入れられた
ビュルマンが再び登場。更生報告書をちゃんと書いてなかったことからリスベットに
再びいたぶられるのだが、その際、彼の銃を持って脅迫してしまう。これが後に
殺されてしまうビュルマンの犯人として手配される証拠になってしまう。

東欧で発生した少女売春を告発しようとミレニアム誌で働き始めた記者と恋人が
何者かに殺される。ミカエルらミレニアムの記者たち。殺された記者の取材記録から
売春をした警官らを追い詰めていくと、そこのザラという男の存在が浮かぶ。

リスベットは森の老人に彼の正体を聞きに行く。すると解る意外な事実。
ザラとは、もとソ連の秘密機関のエージェントで・・・更に、リスベットの過去と
深いかかわり合いのある人物であったのだ。
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ミカエルが知人から紹介されたボクサーが捜査に一枚噛む。リスベットの「彼女」を
拉致した、無痛症の金髪の巨人を追った彼とリスベットは、巨人にボコボコにされ、
倉庫に火を放たれるが、間一髪で逃げ出す。

更にザラとの対決となり、大怪我を負うリスベットだったがそこにミカエルが到着する。
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ミカエル側の展開とリスベット側の展開が、螺旋のように絡み合いながら、謎解きの
ストーリーが(この中でリスベットの出生の一部が明かされるのだが)、進行し、
ラストでひとつになる。お互いに存在や思いは十分分かっていながら何故か今回は
一緒に仕事をしない。そしてラスト、瀕死のリスベットを救助するミカエルなのだ。
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さてミレニアム3ではどうなるのだろうか。楽しみである。

この作品の詳細はこちらまで。
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Tracked from LOVE Cinemas.. at 2012-05-31 23:59
タイトル : ミレニアム2 火と戯れる女/Flickan som le..
全世界で大ヒットしたスティーグ・ラーソンの「ミレニアム」3部作を映画化した第2弾。少女売春組織の調査をしていた雑誌ミレニアムの記者が殺され、その犯人としてリスベットが疑われる。彼女を信じて助けるミカエル、一人事件の謎に迫るリスベット。その過程で彼女の素性が明らかになる。出演は前作に引き続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィスト。監督はダニエル・アルフレッドソンに変わった。... more
by jazzyoba0083 | 2012-05-29 22:50 | 洋画=ま行 | Trackback(1) | Comments(0)