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クロエ Chloe

●「クロエ Chloe」
2009 アメリカ・カナダ・フランス Studio Canal,.96min. R15+
監督:アトム・エゴヤン
出演:ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・セイフライド、マックス・シエリオット他

<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
★は6,5。
構造は単純なんだけど、結局何を言いたいのか、よく判らない映画だった。
クロエは何かのメタファーか? ジュリアン・ムーア演じる中年女医さんの
老いることへの自覚のない抵抗を映画いたのか。クロエはキャサリン(ジュリアン)に
母性を求めていた不幸な女だったのか。愛に飢えたあげく息子にまで手を出すが
それはあくまでキャサリンへの思いの代償でしかないのか。
ラストで窓から(自分の意思で)落下するクロエの表情の穏やかさはどこから来たのか。
ただ、アマンダ・セイフライドの魅力もあり、不思議な魅力をもって最後はどうオチを付ける
のだろうか、と期待させられた。ジュリアン・ムーアの老いて行く女性も良かった。
リメイクだ、ということなんだけど、原作もこういうふうなのかな。
あのキャサリンの髪に刺さった髪飾り、結局彼女もクロエのことを忘れきれない、ということ
なんだろうなあ。

(追記)一晩寝てから思ったのだけれど、映画の冒頭、クロエのセリフで男に辟易と
していて、どんな心の傷を負ったのか、トラウマがあるのかは分からないけど、
もう、男なんて信頼できない、という精神状態にあったのだ。そこに現れたキャサリンと
いう女性に、クロエは逃げ道を見つけたのではないだろうか。だから自分の生きる道が
塞がれると、逆恨みみたいな行動に走ったのではないか。

<ストーリー>
トロント。大学教授のデヴィッド(リーアム)と婦人科医院を開業している妻キャサリン。
何不自由ない二人には高校生の息子がいた。いい子なんだけど、ガールフレンドを
自宅に引っ張り込んで泊めたりして母親を心配させている。

デヴィッドの誕生日、キャサリンは友人たちを招いてサプライズパーティーを開いた。
だが、夫は大学がある都市から飛行機に乗り遅れた、といって帰って来なかった。
パーティーは台無し。

翌朝夫のジャケットのポケットに着信した携帯に、女学生から、昨夜は楽しかった、という
メールを発見し、夫は浮気をしているのでは?と疑い始める。

ある夜、夫らと行ったレストランのトイレで隣のブースにいた娼婦(?)クロエと知り合った
キャサリンは、夫が浮気を仕掛けられるとどういう風に振舞うかを試すため彼女に
夫に声をかけてくれ、と依頼する。クロエはキャサリンの要求にしたがいデヴィッドに
声を掛け、その後の様子をキャサリンに話した。
それは耳を塞ぎたくなるような、夫とクロエの浮気話だった。


クロエはキャサリンにもセックスをしかけ、欲求不満だったキャサリンはクロエと一夜を
共にしてしまう。
更にクロエは息子にも接近する。
ある日、クロエからのメールにベッドにいる二人の写真が送られてきたことから彼女との
縁を切ろうとして、クロエが医院を訪ねてきたところ、小切手を渡して追い返した。

クロエは、更に息子に接近し、ついに自宅で息子をベッドに誘い込んだ。一方、キャサリンは
夫を呼び出し、自分も全て話すから、全部話して、と迫る。そこにクロエが登場。
夫はクロエを知っているはずなのに、彼女の姿をみておたおたするキャサリンに
「あのお嬢さんは誰だ」と尋ねる。ここに至って、クロエが嘘を付いていたことに気づく。

怒って去るデヴィッドを追いかけて、全部告白するキャサリン。ふたりは和解し、抱き合うの
だった。その夜、帰宅すると、自分たちのベッドに息子とクロエが!
狂乱しクロエを追い出そうとするキャサリン。その光景を見つめる息子。どうして欲しいの、と
叫ぶキャサリンに「キスして」と迫るクロエ。そうしてもみ合ううちに、大きなガラス窓を破って
2階から墜落死してしまう。

ラストシークエンス。自宅で開かれたゼミの卒業パーティーらしきところ。平和が訪れたような
親子3人。しかし、振り返ったキャサリンの髪にはクロエがプレゼントした髪飾りが・・・!

<プロダクションノート>
「人は自分が信じたいと思ったことを信じる。ゆえにたとえ誤りだとしても否定の言葉は
耳に入らない。ヒロインは長年連れ添った夫ではなく、行きずりの娼婦の言葉を鵜呑みに
してしまう。かくして危険な妄想が招く家庭崩壊劇が展開する。
アンヌ・フォンテーヌ監督の仏映画『恍惚』をもとに、『セクレタリー』のエリン・クレシダ・
ウィルソンが脚本を手がけ、メガホンをとったのは『秘密のかけら』など官能とサスペンスは
お手の物のカナダの鬼才アトム・エゴヤン。
出演は『キッズ・オールライト』のジュリアン・ムーア、『96時間』のリーアム・ニーソンという
熟練陣に加え、『マンマ・ミーア!』でブレイクした若手アマンダ・セイフライド。

産婦人科医として成功したキャサリン(ジュリアン・ムーア)は、大学教授の夫デビッド
(リーアム・ニーソン)と一人息子マイケル(マックス・シエリオット)と3人で、人が羨むような
幸せな生活を送っていた。だが、それは表面だけで、彼女の心はいつしか孤独と焦燥に
蝕まれていた。ある日、夫の携帯から、教え子との浮気を疑わせるメールを発見。

心に湧き上がった不安を抑えられなくなった彼女は一計を案じる。偶然知り合った、
若く美しい娼婦クロエ(アマンダ・セイフライド)にデビッドを誘惑させ、夫がどんな行動を
取ったか報告させることにしたのだ。しかしクロエは、キャサリンの言いなりになるような
素直な女ではなかった。次第に内に秘めていた魔性を発揮し、キャサリンの心の隙に
つけ込んで恐ろしい罠を仕掛けてくる。やがて、クロエに翻弄されたキャサリンと家族の
平和な日常は、ガラガラと音を立てるようにもろくも崩れてゆく……。 」(goo映画)

この映画の詳細はこちらまで。


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by jazzyoba0083 | 2012-08-21 23:10 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)
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