ソリタリー・マン Solitary Man

●「ソリタリー・マン Solitary Man」
2009 アメリカ Millennium Films,Smartest Man Productions,.90min.
監督・脚本:ブライアン・コッペルマン
出演:マイケル・ダグラス、スーザン・サランドン、メアリー=ルイーズ・パーカー他

<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
掌編であるが、終わり方が思いっきりの「うっちゃり型」で
何を感じればいいの??というフラストレーションが残った。
マイケル・ダグラスはダンディではあるが、アップになるとやはり
御歳だなあ、と感じざるを得ない。
究極のジコチュウ男の成れの果て物語、とでもいうのかな。
付き合っていた自動車メーカー重役の娘の底知れぬ復讐に恐怖を
覚えたが、それも最後には誤解が解けたのかどうかが明らかに
されないのだ。

かつては雑誌の表紙にもなったことがある、伝説の自動車ディーラー、
ベン・カルメン(マイケル)は、健康診断で心臓に再検査の必要があると
医師に言われるが、いう事を聞かず、(どういう病気なのか、病気でない
のかは最後まで明らかにされない)以後、離婚していることをいいことに
一夜限りの女性漁りに明け暮れていた。そして、自動車メーカーの重役を
父に持つジョーダン(メアリー=ルイーズ)と交際、復活を目論んでいた。

ベンはジョーダンの娘アリソンの大学入学について口利きを頼まれボストンへ
面接旅行に出かけた。そこで、ベンとアリソンは一夜を共にしてしまう。
アリソンにしてみれば、アバンチュールの1つでしかないのだが、ベンは
結構入れ込んでしまう。アリソンは大学に合格するが、祝いの席で母親を
前にして、自分がベンと寝たことをばらしてしまう。
ベンには娘がいて孫もいるのだが、やがて娘にも金を借りに行く始末。
しかし、娘は断固拒否する。そしてジョーダンの娘と寝たことも知り、
親子の縁を切る、とまで言われてしまう。

当然激怒するジョーダン。彼女は「ベン許すまじ!」と父親のコネを使って
取引銀行に融資を止め、ベンの事業は失敗し失業、ピザハウスを経営する
親友を頼ってボストンに。そこで手伝いをしながら親友の家に居候させて
もらっていたが、偶然ピザハウスにアリソンが来てしまう。
そのことを知ったジョーダンは、ベンがまだ娘を追いかけている、と勘違い
し、男を送り込み、ベンをボコボコにして、「ボストンから出ていけ」と
すごませた。目覚めたベンの傍にいたのは娘だった。麻酔で寝ているときに
心臓の精密検査が行われ、加療の必要があることが告げられた。

しかし、病院で死ぬ日を待つより、好きに生きたいと病室を抜け出すが、
そこに来ていたのは前妻(スーザン・サランドン)であった。
バカな自己チュー&女たらし男である前夫を「ニューヨークに帰るのなら
クルマに乗せていくわよ」と言われ、二人が知り合った、とするベンチから
2人が立ち上がったところで映画は終わる。

ある若者のパーティーでダニエル(ジェシー・アイゼンバーグと出会い
奥手の彼に彼女を取り持ってやったりするのだが、最初はダニエルの生き方を
尊敬していたダニエルと彼女も、ベンの尊大な物言いに愛想を尽かし、離れて
いってしまう。
このシークエンスでは、ベンという男はなんてやつなんだ、と怒りを覚えるが
ラスト、仕事も私生活も破綻した老人にしか見えないベンに哀れをもよおすの
だった。

この映画詳細は
こちら
まで。
トラックバックURL : http://jazzyoba.exblog.jp/tb/18744440
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by jazzyoba0083 | 2012-08-27 22:50 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)