デンジャラス・ラン Safe House

●「デンジャラス・ラン Safe House」
2012 アメリカ Universal Pictures,Relativity Media,Bluegrass Films,.115min.
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、ヴェラ・ファミーガ、ブレンダン・グリーソン他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
観に行こうかどうしようか迷っていたが、アメリカでヒットした、という報道を受けて
シネコンへ。小さい小屋だったけど、結構入っていた。日曜の昼下がり。

しかし、釈然としない映画だったな。ストーリーは非常にありがち。これをCIAの
隠れ家(Safe House)の担当員という地味な役回りにスポットを当てたことだけが
新しい。
西側のスパイ組織の腐敗振りが記録されたファイルを巡る攻防なのだが、身内の
上司の裏切りも含めて、陳腐な筋立て。これをエスピノーサ監督は、
ドッカンボッカンのアクションと連続する短いカット、アップを手持ちで回す粗い映像で
引っ張ろうとした。
上記の効果も、過ぎたるは及ばざるが如し、であり、見ている方が気持ち悪くなる。
加えて静かなシーンに突然襲う銃撃やクルマの衝突など、飛び上がってしまうほど
びっくりするがこれを何回もやられては、逆に見ている方が頭に来る。
南アフリカの都市を使ったありえないカーチェイスは迫力あったけど。
ライアン・レイノルズに弾が当たらないこと、ラスト、スーツ姿になった彼って何ヶ月後の
こと??などツッコミどころはある。
デンゼル・ワシントンもライアン・レイノルズも悪くなかったのに、作風で損した映画では
ないか?
まあ、こういうのがお好きな人には何も言えませんが・・・。(^^;;

<ストーリー>
「南アフリカにあるCIAの極秘施設“隠れ家(セーフハウス)”。その管理を任された
新米職員のマット(ライアン)は、退屈な仕事に不満を募らせていた。
そんなある日、凶悪犯トビン・フロスト(デンゼル)が連行されてくる。
かつてはCIA史上最高のエージェントと評された、CIAが最も恐れる裏切り者。
ところが彼を収容して間もなく、トップシークレットのはずの隠れ家が武装集団に襲われ、
壊滅状態に。
フロストから決断を迫られたマットは、彼を連れて隠れ家から脱出することを決断。
敵の正体も分からぬまま、たった一人でフロストを守らなければならなくなったマット。
しかも逃亡のチャンスを窺うフロストから巧みな心理戦を仕掛けられ、精神的にも
追い込まれていくマットだったが…。」(allcinema)

見るべきシークエンスは
・恐れた隠れ家から、フロストを連れてBMWで逃げるシーン
・サッカーの試合会場でのチェイス、地下鉄に乗るまで
・逃げたフロストの居場所を突き止めたマットが、フロストを
 トラックに乗せて逃げるシーン
・最後の隠れ家にやって来たフロストとマットがCIAの部隊に
 襲撃され、二人とも傷を負うシーン

くらいかな。この映画を観ようとする人は「びっくりハウス」に入る心構えが
必要だろう。

詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-09-16 16:05 | 洋画=た行 | Comments(0)