2012年 10月 11日
Something Borrowed/幸せのジンクス
2011 アメリカ Alcon Entertainment,.112min.<日本劇場未公開>
監督:ルーク・グリーンフィールド
出演:ジェニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン、コリン・エグレスフィールド他
<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>
ラブコメのダメなポイントは、イライラ感と長尺。本作はいづれにも該当し
結果、日本未公開になっちゃったのではないか。キャスティングがマイナーだ
ということもあろうけれど。
幼いころからの大親友であるジェニファーとケイト。でちゃきちゃきのケイトが
ジェニファーのボーイフレンドを取っちゃって婚約しちゃうことからの
ドタバタなんだけど、一番イラっと来るのがボーイフレンドの優柔不断、それに
ジェニファーのぐだぐだが加わり、決断できない男女に付き合わされるイライラは
頂点に達する。更に空気を読めないケイトがダメを押すわけだ。
既視感ありありの展開であります。
ラブコメなんかは理屈抜きの何でもありの恋愛話なんだけど、それも限度がある。
ラストに、妊娠したケイトの相手に疑問を投げかけるようなシーンがあり続編を
匂わせて終わるのだが、えげつない手だなあ。夢落ちとおなじじゃん。
タイトルは、結婚式のときに花嫁がsomething four、つまり、something old
(古いもの)、something new(新しいもの)、 something borrowed
(借りたもの)、something blue(青いもの)の4つを身につけると幸せになると
言う欧米の習慣から来ていると思われる。
本作の最大のメリットだったのは、別荘があるニューヘブンという場所の美しさが
素晴らしいということが分かったこと。
<ストーリー>
「レイチェル(ジニファー・グッドウィン)は、ニューヨークにある有名弁護士
事務所で働くキャリアウーマン。品行方正で人の良い彼女は、未だに独り者で、
恋人も居ない。そんな彼女の大親友、ダーシー(ケイト・ハドソン)は、
自由気ままで、自分の感情に素直に生きるレイチェルとは正反対の性格の持ち主。
そんなダーシーは、普段大人しい生活を過ごしているレイチェルを楽しませようと
彼女の30歳の誕生日にサプライズパーティーを開く。でも、そんなパーティーの
帰り道、レイチェルは酔った勢いで、親友ダーシーの婚約者と…。ずっと心に
秘めていたレイチェルの気持ちの行き先は?レイチェルの本当の幸せを見つける
ことができるのか…。」(Warner On Demand)
この映画の詳細は
こちらまで。