フェイク・クライム Henry's Crime

●「フェイク・クライム Henry's Crime」
2010 アメリカ Company Films,Firstar Films,Mimran Schur Pictures.108min.
監督:マルコム・ヴェンヴィル
出演:キアヌ・リーブス、ヴェラ・ファーミガ、ジェームズ・カーン、ピーター・ストーメア他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
なんだか締まらない映画だったなあ。ストーリーのベースとなった無実の罪での
刑務所暮らしも意味が良くわからなかった。あの詐欺師を娑婆に連れてくることが
目的だったとは思えないのだけれど。そこまでの知恵がヘンリーにあるとは
思えないし。キアヌはへタレを演じさせるにはちょいとかっこ良すぎだったかも
知れないし。
ヘンリーがチェーホフ「桜の園」の準主役になっちゃうというのもストーリーと
しては分からなくはないのだけれど、無理があると感じちゃうし、ラストも
2人がトンづらしたら劇は初日にして終わりなの??大金奪っておいてモスクワ
なんかに行けるのかよ、大体捕まっちゃうんじゃないのとか、楽屋にあんな穴を
開けてトンネル掘って分からないわけないじゃない?とか突っ込みどころ満載で
それを笑い飛ばせるだけのばかばかしさもなく、どこか中途半端に真面目だったり
するんだね。物語がクルクルと回転していく様子は小気味いいのだけれど、なにせ
詰めが甘いんで、締まらないんだよな。ヘンリーみたいなお人よしがいるのかな。
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<ストーリー>
「ニューヨーク州バッファローのハイウエイ料金所で深夜働くヘンリー・トーン
(キアヌ・リーヴス)は、看護師の妻と共に目的もなく漫然と日々を過ごしていた。
ある日、高校時代の悪友たちから野球の試合に誘われ、車を銀行の前に停めて待って
いたところ、突然ベルが鳴る。知らないうちに彼は強盗の運転手にさせられていたのだ。

逮捕されたヘンリーは仲間の事を一言も喋らず、懲役3年の刑に服する。刑務所で
同房になったのは詐欺犯のマックス(ジェームズ・カーン)。彼は、ヘンリーに
意義ある人生を送るようアドバイスする。
そして1年後。仮釈放されたものの、妻が他人の子を身籠っていることを知って家を
去るヘンリー。雪が降る中、強盗のあった銀行の前にぼんやり立っていた彼は、突然
クルマにはねられる。あわててクルマから飛び出してきたのは、舞台女優のジュリー・
イワノワ(ヴェラ・ファーミガ)。彼女は隣の劇場でチェーホフの『桜の園』の主人公
ラネーフスカヤを演じることになっていた。

大した傷もなく、これをきっかけにジュリーと知り合ったヘンリーは、劇場と銀行の
間に古いトンネルが存在したことを知り、あることを思いつく。やってもいない銀行
強盗で刑務所に入ったのだから、銀行から金を頂いてもいいだろう……。
やがて刑務所から出所したマックスを巻き込み、劇場から銀行までトンネルを掘る計画を
立てる。それはまず、マックスを劇場のボランティア・マネージャーに仕立て上げ、
続いてヘンリーが劇団員に応募するというものだった。計画は順調に進み、トンネル
掘りが開始。だがやがて、ヘンリーは自分に舞台俳優の才能があることに気付くとともに、
ジュリーに対する恋心を自覚してゆく。ある夜ついに、ジュリーに身に覚えのない犯罪で
刑務所に入っていたことと、これからの計画を打ち明けるが……。」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2012-11-05 23:20 | 洋画=は行 | Comments(0)