レッド・バロン Der Rote Baron

●「レッド・バロン Der Rote Baron」
2008 ドイツ Niama Film,129min.
監督・脚本:ニコライ・ミュラーション
出演:マティアス・シュバイクフォファー、ティル・シュヴァイガー、レナ・ヘディ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
第一次世界大戦の独空軍伝説のパイロット、マンフレート・フォン・
リヒトホーフェンの愛と戦闘の物語。随分昔に同様の映画を見たような記憶がある。
まあ、この手の作品としてはこんなもんかな。可もなく不可もなく。

戦争にまだ騎士道が残っていたころの話で、英空軍のパイロットとの友情や
同じ航空隊の戦友との友情、そして従軍看護師との間に生まれた愛。
冒頭の戦闘機から花輪を投げ入れるシーンはなかなかいいオープニングであった。
そしてラスト、リヒトフォーフェンの「義を見てせざるは勇無きなり」の
ラストは敢えて戦闘を描かず、看護師が敵陣になっている墓地を訪れるシーンで
見せる。戦車や毒ガス、航空機による爆撃が戦闘に初めて登場する戦争なので
それなりに残酷なのだが、まだ貴族だの騎士道だのが残っている雰囲気は
上手く描けたと思う。CGで描かれる複葉機の戦闘もなかなか迫力あるものだ。
本作の最大の(日本人にとっての)欠点は、ドイツ人の俳優を使ったドイツの
映画であるにも関わらず、しゃべっている言葉が英語であることだ。
マーケティングの要請だろうが、残念なことである。アメリカでもドイツ映画
ならば字幕でもいいのではないかと思うのだけれど。
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<ストーリー>
「1916年。第一次世界大戦下のフランス北部。連合国軍が執り行う葬儀会場に
突如ドイツ軍飛行隊が出現する。隊を率いる若き凄腕パイロット、マンフレート・
フォン・リヒトホーフェン男爵(マティアス・シュヴァイクヘーファー)の目的は、
自分と渡り合って命を落とした敵のパイロットに敬意を表し、追悼の花輪を贈る
ことだった。

颯爽と帰途についたリヒトホーフェンは、奇襲を仕掛けてきた連合国軍の飛行隊と
一戦を交え、撃墜したカナダ人パイロット、ロイ・ブラウン大尉を地上で救助する。
1917年1月。リヒトホーフェンは、ドイツ軍最高の栄誉であるプール・ル・
メリット勲章を授与される。上層部は全軍の士気高揚のために“英雄”の存在が
必要と考え、彼を第11戦闘機中隊の指揮官に任命。真っ赤に塗り上げた戦闘機に
乗るリヒトホーフェンを、連合国軍は“レッド・バロン”の異名で恐れるように
なった。

そんな中、リヒトホーフェンの胸をざわめかせたのは従軍看護師ケイト(レナ・
ヘディ)の存在だった。かつてブラウン大尉を救出した現場で初めて出会った
ときからケイトの美しさに魅了されていたが、なぜか彼女の態度はいつも素っ気ない。
ケイトには、まるでスポーツを楽しむかのように敵との殺し合いを繰り返す彼の
真意が全く理解できなかったのだ。だが、連戦先勝の快進撃を続ける
リヒトホーフェンも、闘いを重ねるごとに大切な仲間を一人また一人と失う
悲しみに胸を締めつけられていた。

1917年7月。敵の射撃を浴びて不時着したリヒトホーフェンは、頭部を負傷。
病院送りの憂き目に遭った彼の心を癒したのは、ケイトの手厚い看護だった。
“レッド・バロン”の意外なほど繊細で純粋な一面に触れたケイトは、
ディナーの誘いに応じ、彼にダンスの手ほどきをする。そしてレストランからの
帰り道、瀕死の重症患者が多数収容されている野戦病院に彼を案内した。
そこで地獄のようなおぞましい光景を目の当たりにしたリヒトホーフェンは、
人生観が変わるほどの強烈なショックを受けるのだった……。」(goo映画)

この映画の詳細は こちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-11-19 23:10 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)