猿の惑星:創世記(ジェネシス) Rise of the Planet of the Apes

●「猿の惑星:創世記(ジェネシス) Rise of the Planet of the Apes
2011 アメリカ Twentieth Century Fox Film Corporation、106min.
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
とにかく第1作が衝撃的だったので、それに続くシリーズもあまり真剣に
見ていない。本作も、もっとゲテモノかなと思っていたところ、こういう
淡々とした話だったとは。まあ、なぜに地球が猿の惑星になったか、という
エピソードゼロ的なお話なので、おおまかな想像はついたが、
発端が認知症改善薬だったとは。またラストで描かれるその薬がもたらす
感染症が、主人公の隣に住む旅客機機長から伝染していったということが
判りやすいといえば判りやすいが、少し強引な気がした。
猿同士は手話でしゃべるのか!普段は喋らない動物が意思を持つ目線を
送ってくるというのは背筋が寒くなるものですね。

猿がしゃべる最初の言葉が「No!」だったのは理に叶っていたと感じた。
高度なVFXが可能にした人間と猿の中間的生き物の表情とか動作は見ごたえ
ありだろう。個人的にはサンフランシスコが舞台だったのも良かったな。
ゴールデンブリッジにヘリが引っかかる、それが墜落する、なんてなかなか
リアルな映像であったよ。
「127時間」でいい演技をしたジェームズ・フランコ、右往左往するヘタレ
科学者をなかなかいい風に演じていたのでは?

「猿の惑星」というと「大作」というイメージだが、本作はこじんまりと
話の発端を描いている。大作ではないけど、まあ良作ではあろう。
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<ストーリー>
「サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィル(ジェームズ・
フランコ)が実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。
そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、
突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。だがそのチンパンジーは妊娠しており、
ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて
育てることにする。

3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に
駆け回るようになった。ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、
同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな
“知性”を発揮し始めていく。新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、
研究所から持ち出したその薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与、
すると翌朝、彼はそれまで悪化していた病状が嘘のように生気を取り戻す。

5年後。ウィルは動物園の獣医キャロライン(フリーダ・ピント)と相思相愛の
仲になり、体長5フィートにもなったシーザーは、より複雑で多様な感情を
表すようになっていた。そんな折、チャールズが再び病状悪化の兆候を示し、
隣人とのトラブルを引き起こす。その様子を屋根裏部屋から目撃したシーザーは、
チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に
入れられる。

檻に閉ざされた施設で、シーザーを待ち受けていたのは飼育長の陰湿な虐待だった。
その一方で、なかなか施設内の猿のコミュニティに溶け込めずにいたシーザーは、
チンパンジーの群れを率いるボスとの争いに勝利を収め、全ての猿たちをひとつの
グループにまとめ上げていく。その頃、ウィルはより強力に改良した新薬の実験を
行うが、猿への投与中に薬を浴びたウィルの同僚が原因不明の体調不良を訴えた後、
夥しく出血、謎の死をとげる。ウィルは施設を訪れるが、シーザーはウィルが差し
のべる手を拒絶。知性に目覚め、人間の愚かさに失望し、ウィルさえも想像でき
ない驚異的な進化を遂げたシーザーは、このときすでにある決意を固めていた。
やがて高い知能を駆使し施設から脱出したシーザーは、今や固い絆で結ばれた
仲間のチンパンジーらと共に、人類との壮大な全面戦争へとなだれ込んでいく……。」
(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2012-11-20 23:05 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)