蜘蛛女 Romeo Is Bleeding

●「蜘蛛女 Romeo Is Bleeding」
1994 アメリカ Polygram Filmed Entertainment,Working Title Films.110min.]
監督:ピーター・メダック
出演:ゲイリー・オールドマン、レナ・オリン、アナベラ・シオラ、ジュリエット・ルイス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆>
<感想>
隠れ名画なんだそうだ。確かに「凄い映画」ではあったけど個人的な好みとは
違うなあ、という感じ。ある種ぶっ飛んだ作品なんで、好きな人は堪らないかも
しれない。凄い悪女にとことん付きまとわられる、小悪人刑事。ここまでやるか
具合はあっぱれではある。
刑事を取り巻く3人の女性の、それぞれが蜘蛛女であったりするのだが、やはり
レナ・オリン演じる女マフィアの突出振りは参っちゃうな。
足を撃たれクルマの後部座席に後ろ手錠で押しこめられたものの、カニばさみで
刑事の首を絞めて、更にはハイヒールでフロントウィンドウを蹴破って脱出、
悠々と歩き去るシーンは、白眉である。
刑事の愛人ジュリエット・ルイスの特徴ある顔は印象的であるが、奥様役の
アナベラ・シオラはレナと同形なので損をした感じだ。

もう小悪人なんだけど悪女に魅入られ可哀そうな刑事ゲイリー・オールドマンは
ヘタレぶりが見事であった。蜘蛛女に生き埋めにされちゃうマフィアの男ボスに
ロイ・シャイダーが配されている。

今は田舎の雑貨屋の主人である元刑事が、過去の自分のこと、先に大金を持たせ
逃がした妻と毎年5月1日か12月1日に店で落ち合おうと決め待ち望んで数年
経つがそれに至った顛末をモノローグで語り始める。
ラスト、警察署で撃ち殺されてしまう蜘蛛女であるが、彼女は刑事の妻を
殺した、と証言する。しかしホントかどうかは明かされず、田舎の雑貨屋の
店頭で妻が今しも帰ってくる光景を幻影として見ているのだ。
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<ストーリー>
「ジャック・グリマルディ(ゲイリー・オールドマン)は万年巡査部長の
生活から抜け出すためにマフィアと内通し、情報を提供して大金を
もらっていた。美しい妻のナタリー(アナベラ・シオラ)と若く魅力的な
愛人シェリー(ジュリエット・ルイス)に囲まれた彼の生活は申し分ないように
思えた。

ある日、ジャックはマフィアの女殺し屋モナ・デマルコフ(レナ・オリン)を
護送する任務についた。モナは目的のためなら手段を選ばぬ残忍な女で、
ドン・ファルコーネ(ロイ・シャイダー)さえ彼女を恐れていた。
移送したホテルでモナは、ジャックを誘惑する。彼の情報でマフィアの
刺客がホテルに向かったが、モナはFBIの捜査官を殺して逃げていた。

失敗を償わせるため、ファルコーネは彼にモナを殺すよう命じる。
だが、その彼女が彼の目の前に現われ、自分の死亡証明書を作ってくれれば
マフィアの報酬の5倍は払うと言う。彼はセクシーなモナの魅力と金の力に
屈し、取引に応じる。
ジャックの背信を知ったマフィアは彼の足の指を切り落とす。追い詰められた
彼は、シェリーと別れ、妻を逃がした。証明書を受け取ったモナは、彼を
殺そうとする。モナは自らの腕を切り落とし、同じく腕を切ったシェリーの
死体を焼いて、自分の死を偽装する。モナに捕らえられたジャックは、
彼女のなすがままとなってファルコーネを生き埋めにした。やがて2人は
警察に逮捕されるが、すべての罪を彼に着せたモナは無罪放免となる。
勝ち誇ったように去る彼女の後ろ姿に彼は銃弾を浴びせて殺した。
意外にも釈放された彼は、再会を約束した場所でいつまでも妻を待ち続けた。」
(goo映画)
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by jazzyoba0083 | 2012-11-26 23:10 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)