テトロ 過去を殺した男 Tetro

●「テトロ 過去を殺した男 Tetro」
2009 アメリカ・イタリア・スペイン・アルゼンチン American Zeotrope,127min
監督・製作・脚本:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ヴィンセント・ギャロ、オールデン・エアエンライク、マリベル・ベルドゥほか。
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
こういう映画をどう評価すればいいのだろう。映像はスタイリッシュだし、フレーミングも
計算されていて美しい。さすがはコッポラと言わせる映像ではある。
ある時点からモノクロになってしまった主人公の心象と過去の幸福だった頃のカラー
映像。
ストーリーはどうか? ラストのどんでん返しというかサプライズというかオチというか
そこまで持っていく手法がとても観念的でわかりづらい。客船のウエイターという弟が
優れた文才を持つ、とか、兄が鏡文字でしかもまともな精神状態ではない文字で
書く小説とか、これらも理解するのが難しかった。
作り手の自己満足、と思えてしまうのだ。
フランシス・ギャロという役者さんも好みではないし。具体的な作品より観念的な
映画が好み、という人にはいいかもしれない。ただ日本の映画館では人は入らなかった
だろうなあ。
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<ストーリー>
「かつては作家として将来を期待されながら、ある衝撃的な事件をきっかけに
行方知れずとなった兄アンジ―。その弟ベニーは18歳の誕生日を前に、兄を
探してアルゼンチンのブエノスアイレスを訪れる。
しかし、しばらくぶりに会った兄は、テトロと名前を変え、過去を封印して別人の
ように生きていた。周囲にはベニーを友人と紹介し、妻のミランダには父親が
著名な音楽家であることすら隠していた。自分の過去や著名な作曲家である父を
はじめ家族を否定して生きる兄の態度に不満を募らせたベニーは兄の持ち物から、
ある秘密を見つけ出す。そこから紐解かれていく事実とは。
すべて知った時、ベニーはある行動をとる…。」(Movie Walker)

ある秘密とはアンジーが書き綴ってきた発表する予定のない自伝的小説で
あった。弟は兄に無断でこれに手を加え、高名な女性批評家が主催する
「パタゴニア祭」という賞に応募。見事最終予選に進んだ。
共著ということになり、最終発表会場に姿を現した二人だが、アンジーの
口からとんでもない真実がベニーに告げられたのだ・・・。

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by jazzyoba0083 | 2012-12-21 23:30 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)