スリーパーズ Sleepers

●「スリーパーズ Sleepers」
1996 アメリカ Baltimore Pictures and others.,147min.
監督・脚本:バリー・レヴィンソン
出演:ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
一流どころがたくさんで出ていて、時間も長い作品であるが、見終わった感想は
「なんだかなあ」であった。面白くないわけではないのだが、ところどころが間延び
していたなと感じた。それと少年時代の4人と大人になった4人が誰が誰だか
よく分からず混乱したし。ダスティン・ホフマンもキャラクターがよく分からん弁護士
だったな。確かに刑務官らがした所業は非難糾弾されるべきであるが、所詮
街のチンピラが悪さしてホットドッグ売りの屋台を階段から落とし、人ひとりに
重傷を負わせて少年院に入れられたわけで、復讐は分かるけど、神父が嘘の
証言をして、実際刑務官を殺している二人を無罪にしてしまうというのはどうも
すっきりしない。刑務官は殺され損だったわけ?さらに4人の内のチンピラ二人は
せっかく神父がウソまでついて無罪にしてもらったのに抗争の中で殺されて
しまうし。
ブラピ演じた検事補の復讐への信念を一番に言いたかったのかなあ。
タイトルは少年院の出所者を言うのだそうだ。再び少年院に戻ってくるケースが
多いからか。「レインマン」「わが心のボルチモア」の監督だけに期待したのだが。
「スタンバイ・ミー」や「ミスティック・リバー」になり損ねた。原作があるのでしょうがない
部分はあるのだけれど。
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<ストーリー>
「1960年代。NYはマンハッタンの西側、ヘルズ・キッチン(地獄の調理場)と
呼ばれる地区。スラムだったが一つの秩序が存在し、住人たちは掟の中で
守られていた。リーダー格のマイケル(ブラッド・レンフロ)、小柄だが気の強い
ジョン(ジェフリー・ウィグダー)、読書好きのシェイクス(ジョー・ペリーノ)、
おとなしいトミー(ジョナサン・タッカー)の4人の少年たちは、この街でいつも
一緒だった。彼らは時々、街のボスのキング・ベニー(ヴィットリオ・ガスマン)に
小遣い稼ぎの仕事をさせてもらっていた。4人の良き相談相手であるボビー
神父(ロバート・デ・ニーロ)は、昔は街のチンピラだったが、今では優しい彼らの
理解者。

67年夏。彼らの人生は一変する。ホットドッグ屋の屋台を隠そうとした彼らは、
運んだ先の地下鉄の入口で手を滑らせて階段から落としてしまい、通りがかった
紳士に重傷を負わせてしまう。ウィルキンソン少年院に収容された彼らを
待ち受けていたのは、班長のノークス(ケヴィン・ベーコン)を筆頭とする残忍で
サディスティックな看守たちだった。昼間は見せしめのための暴行を加えられ、
夜は看守たちの欲望のはけ口としてレイプされ、性的虐待を受けた4人の少年
たちは身も心もズタズタに傷つけられる。このことは自分たちだけの秘密にする
ことを決めたが、出所の当日まで暴行と虐待は続いた。

81年。やくざに身を落としたジョン(ロン・エルダード)とトミー(ビリー・クラダップ)は
ある夜、街で偶然、落ちぶれたノークスを見つけ、その場で射殺してしまう。
裁判が始まったが、検察側の担当者は何と、地方検事となっていたマイケル
(ブラッド・ピット)だった。実はマイケルは、新聞記者見習いとなっていたシェイクス
(ジェイソン・パトリック)と裏で連絡をとり、この裁判を利用して、当時の看守たちに
復讐することを企てていた。それは、2人の無罪を勝ち取り、残った3人の元看守たち
に制裁を加えるといったものだった。

裁判のシナリオは全てマイケルが書き上げ、次にシェイクスはそれを忠実に実行
する弁護士を探した。シェイクスの相談を受けたキング・ベニーは、アル中の
スナイダー(ダスティン・ホフマン)を脅して事件を担当させた。
シェイクスは幼なじみのキャロル(ミニー・ドライヴァー)の手を借りて、検察側の
証人を一人ずつ切り崩すが、最後の二人は不可能だった。
そこで彼は、当日のジョンとトミーの偽のアリバイを作り、それをボビー神父に
証言してほしいと頼むが、聖職者である神父は嘘の証言はできないと言う。
そこでシェイクスは少年院時代の過酷な体験を初めて打ち明け、後の判断は神父に
委ねた。裁判は進み、一方でマイケルの筋書き通りに3人の元看守にも復讐が
行われていった。ある者はマフィアに処刑され、ある者は汚職と殺人で逮捕され、
またある者は裁判の証人として出廷し、忌まわしい過去が暴かれた。

最終弁論の日、ついにボビー神父が証言台に立ち、事件当日は2人と一緒だったと
証言した。審判が下され、2人は無罪を獲得。ひと月後、4人とキャロルは祝宴を上げ、
夜を徹して語り明かした。それは5人が最後に集った夜だった。」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2013-01-07 23:20 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)