最高の人生をあなたと Late Bloomers

●「最高の人生をあなたと Late Bloomers」
2011  フランス・ベルギー・イギリス 90min.
監督:ジュリー・ガヴラス
出演:イザベラ・ロッセリーニ、ウィリアム・ハート、ドリーン・マントル、ケイト・アッシュフィールド他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
悪い映画ではない、と思う。しかし、家族の中でも一番日常的だと思われる夫婦の老いを
こうもストレートに言われると、夢も希望もなくなるというものだ。映画では夫婦の老いを
テーマにした作品はいろいろとあると思うけど、ここまで明け透けだと、身につまされすぎで
「なんで映画でこんなことを感じなくちゃいかんのかよ!」ということに、我々リアルな
老人は思うわけだ 「身につまされすぎ」、全く。

女流監督らしいネトネト感を感じる。イザベラは60歳とは思えないシワシワぶりで体型も
崩れているし、イングリッド・バーグマンの娘だと言われないと、この手の映画では
アトラクティブに感じない。老人のセックスは改めて映画で見せられると痛々しい・・・。
彼女、「ブルーベルベット」の頃は美しかったけどねえ。本作に出た勇気は買いましょう。

ふとしたことで老いを感じた妻。これを認め老いに果敢に挑戦し、プールに行ったり
家の電話機を文字のでかいやつに変えたり、手すりを付けたり。
しかし、建築家の夫は、老いを認めたくない。老人ホームの設計をしなくてはならないのに
若い人に混じって美術館の設計をしたり、助手と不倫してしまったり。

ま、そのうち妻もそんな夫に愛想を尽かし不倫するんだけど。そして妻の母の死を
きっかけにまた、やっぱり居心地のよい元の鞘に戻るわけ。
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<ストーリー>
「イギリス人の母とイタリア人の父を持つメアリー(イザベラ・ロッセリーニ)は、建築家
として世界的な名声を得ている夫アダム(ウィリアム・ハート)と、ロンドンで30年に
及ぶ結婚生活を送ってきた。
3人の子供たちはすでに独立、孫にも恵まれたメアリーだったが、突然襲った“記憶の
空白”をきっかけに夫婦の老後を考え始めたところ、ふと疑問が心に湧いてくる。
“私の人生って何?”高級ブランドのドレスを身に纏い、ゴージャスに着飾っても、なぜか
気分は晴れない。
若くて美しい娘たちと自分をついつい見比べてしまう。そんな社会からの疎外感に
とらわれたメアリーに対して、アダムは若いスタッフとの新プロジェクトに新たな情熱を
燃やしていた。これまで円満だった夫婦仲が、次第にギクシャクしてゆく。果たして
メアリーはもう一度、女性として大輪の花を咲かせることができるのだろうか……?
そして、夫婦は離別の危機を回避することができるのか……? 」(goo映画)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2013-01-09 23:20 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)