顔のないスパイ The Double

●「顔のないスパイ The Double」
2011 アメリカ Hyde Park Entertainment.98min.
監督:マイケル・ブラント
出演:リチャード・ギア、トファー・グレイス、スティーヴン・モイヤー、マーティン・シーン他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
どんでん返しのし過ぎで、詳しい話が見えなくなった。リチャード・ギアのこういう役って
似合わないな。マーティン・シーンの登場で、胡散臭くなった!(爆) あ、本人のせいでは
ありません。(^^ゞ
現代のダブルとはギアの役回りが一人二役(2重スパイという意味も含め)という意味から。
相棒のFBIエージェント、いい感じで話が展開し、2重スパイだった、というくだりはいいの
だが、なんで2重スパイになったのかが、説明はされたのだが理解しづらい。少なくとも
私は分からなかった。潜伏していたロシアのスパイがメキシコからやってきて、結局
「カシウス」としてしまった男のあれこれもよく分からず、さらに本物のカシウスであった
ギアも「カシウス」として殺したロシアのスパイもいなくなり、2重スパイのFBIエージェントは
偽装のために作り上げた家族を愛してしまい、本国に帰ることを止めたのだが、彼そんな
ことをしてその後生きていけるとは思えないのだが・・・。

全体は何となく分かるのだが、細かいところがよく分からない、そんな映画だった。
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<ストーリー>
「メキシコ、アメリカに隣接するソノーラ砂漠。国境警備員を殺害し、アメリカに渡ろうと
する一団がいた――。6ケ月後、ワシントンで、ロシアと密接な関係を持つダーデン
上院議員が暗殺、その手口から浮かび上がったのは、死んだはずのソビエトの伝説の
スパイ“カシウス”の痕跡だった。

CIA長官ハイランド(マーティン・シーン)は、カシウスをリーダーとする暗殺集団
“カシウス7”の追跡にキャリアを捧げ、今は引退した元エージェントのポール・
シェファーソン(リチャード・ギア)を呼び戻し、議員を内偵していたFBIの若手捜査官
ベン・ギアリー(トファー・グレイス)と共に事件解決にあたらせる。

ポールは、すでにカシウスは死亡、議員殺害も模倣犯によるものと考えていたが、
渋々捜査に協力。一方、カシウスに魅せられ、大学で彼についての修士論文も書いている
ベンは、カシウスが殺しを復活させたと確信する。
そんな中、2人はかつてポールが射殺したはずの“カシウス7”の一人、ブルータス
(スティーヴン・モイヤー)がまだ獄中で生きていることを知る。ポールは、カシウスの死を
証明するため、ベンを連れ刑務所へ赴くが、ブルータスから、暗殺者の掟を破ったため、
カシウスにはある“罰”が下されたことを聞かされる。
そして2人が帰った直後、情報と引き換えに入手したラジオの電池を飲み込み病院へ
運ばれたブルータスは、見事脱走に成功。だがカシウスを名乗る男に捕まり惨殺される。
現場にはポールの姿があった……。

カシウスの魔の手は、ベンにも伸びていた。家族のいないポールは、自分と違い守るべき
者がいるベンに捜査から外れるよう命じるが、カシウス逮捕にこだわるベンは全く聞く耳を
持たない。そんな中、半年前の国境警備員殺害事件の際に奪われた車が発見される。
監視カメラに映っていたのは、元特殊部隊でKGBのボズロスキー(テイマー・ハッサン)の
姿だった。彼とカシウスが同じ時期に表舞台から姿を消し、20年後に再び出現したことから、
本部ではカシウス=ボズロスキーの線で捜査が進められていく。
しかしベンは、過去の事件の検証から、カシウスの真の正体に気づく。一方、ポールも最後の
落とし前をつけるため、ボズロスキーの元へ向かっていた……。 」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2013-02-06 23:20 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)