2013年 02月 20日
ハーフ・デイズ Uncertainty
2009 アメリカ Uncertain partners LLC .101min.
監督:スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、リン・コリンズ、アサンプタ・セルナ他
<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
面白い試みであり、2つの物語が同時に進むという構成がもっとウザったい
かな?と思っていたがそうでもなく手堅く纏まっていたと思う。
台本の骨格・流れを決めておいて、あとは出演者のアドリブに任されたと
いうことらしいが、結局何を言いたかったのかよく分からないで終わって
しまった。
適度に緊張感を持ってパラレルな物語はテンポよく進むのだが、こいつは
「オチ次第ではコケそうだなあ」と感じるようになり、結果やっぱり、トホホな
感じになってしまった。 ブルックリン橋とマンハッタン橋の上で同じような
趣旨のセリフにより幕引きとしたが、結局携帯電話騒動、タイガーという犬
のこと、家族のことなどが何一つ解決されないまま、「前に進むしかない」
って言われてもなあ。
<ストーリー>
「7月4日、独立記念日。ニューヨークのマンハッタン島とブルックリン区を結ぶ
ブルックリン橋の中央にたたずむ恋人同士のボビー(ジョセフ・ゴードン=
レヴィット)とケイト(リン・コリンズ)は人生の岐路に立っていた。
二人はコインの表裏に運命を託し、二通りの一日が始まる。マンハッタン島の
方へ向かった二人は、タクシーの中で携帯電話を拾う。
落とし主と連絡が取れ携帯電話を返そうと待ち合わせ場所に向かうと、男が
射殺されるところに出くわしてしまう。状況を把握しきれず混乱しながらも、
ボビーとケイトは走り出す。そして、大金と犯罪組織が絡んだ逃走劇へと発展
していく。
一方、ブルックリンへ向かったボビーとケイトは、ケイトの家族が開くホーム・
パーティに参加することに。和やかにパーティの準備が進む中、母親との
確執や亡くなった兄のこと、ボビーが外国人であること、ボビーとケイトの
秘密など、次第に家族や二人が抱える問題が浮き彫りになってくる。
一見分かれ分かれになった二通りの一日が重なり合うとき、ボビーとケイトは
とある決断をする……。 」(goo映画)
見ようによっては竹野内豊と菅野美穂がやっていると見えなくもない(苦笑)
ゴードン・レヴィットとリン・コリンズはこの映画にはフィットしていた。
二つの物語が緑と黄色に分かれているのだが、黄色の物語の中で
なぞの中国人に追われる途中、中華街を歩くこどもの集団のTシャツが
緑で統一されていたのは何か意味があったのだろうか??
音楽も来たるべき緊張を予感させる旋律でフィットしてたと感じた。
この映画の詳細はこちらまで。
これは、少し実験的な作品でもあるのでしょうか。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットは好きな役者なので本作も気になります。
コメントありがとうございます!このところ数本、彼の主演作を鑑賞しました。注目ですね。先日のオスカーの舞台では司会のセスと踊って歌ってました。なかなかの芸達者です!
コメントありがとうございます。書きなぐっておりますが(苦笑)、宜しければまたご訪問ください!