地球は女で回ってる Decostracting Harry

●「地球は女で回ってる Decostracting Harry」
1997 アメリカ Sweetland Films,Jean Doumanian Productions.96min.
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、エリザベス・シュー、ジュディ・デイヴィス、ビリー・クリスタル、
    デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチ、ロビン・ウィリアムズ、トビー・マクガイア他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
ウディ・アレンファンの間でも評価が高い本作、オールスターはいいのだけれど
沢山の登場人物、作中人物、現実の人物が入り乱れ、ややこしくストーリーが
混乱する。 私も多くのアレン作品を見ているのだが、この辺りの作品が一番
アレン度が濃いと思う。作中人物の登場などは後の「エイプリル・イン・パリ」を
髣髴とさせる構造。男と女(ダメ男と美女、ユダヤ教、容姿の劣等感、セックス、
などアレンを構成する独特の人間観、世界観が濃厚だ、ということだ。個人的
にはこれ以前の「ハンナとその姉妹」やその後の「マッチポイント」なんかの淡さ?
が好きだけど。

本作はそうしたアレン度の濃いのが好きな人にはたまらない作品でしょう。
皆さん思うのだろけど、終始ピンボケで登場するロビン・ウィリアムズには大爆笑。

ウディ・アレンの「人間て、どうしょうもうないですねえ、でも素敵ですよねえ」という
声が聞こえてきそうな作品だ。
これを言っちゃおしまいなんだけど、どうでもいい話を、こうまで構成してバカバカ
しくも面白い話に仕立て上げるウディ・アレン、けだし天才ではある。
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<ストーリー>
「NY。自分の私生活をネタにして数々のベストセラーをモノにしてきた小説家、
ハリー・ブロック(ウディ・アレン)は、最近スランプに陥っていた。
ある日、既に別れた三番目の妻であるジェーン(エイミー・アーヴィング)の妹で、
肉体関係があったルーシー(ジュディ・デイヴィス)が、ハリーの元に怒鳴り込んでくる。

自分たちの関係をハリーが著作の中で暴露したためであった。翌日、精神分析医を
訪れたハリーは、書きかけの短編の内容を打ち明ける。それはひとりだけピントが
ボケてしまう俳優メル(ロビン・ウィリアムス)の話であった。
その足でやはり精神分析医をしている二番目の妻ジョーン(カースティ・アレイ)の元に
向かったハリーは、明日、母校で行われる自分の表彰式に息子のヒリー
(エリック・ロイド)を連れて行きたいと頼んだが、断られた。
そこで親友のリチャード(ボブ・バラバン)と別れた恋人のフェイ(エリザベス・シュー)に
同行を頼むが、フェイは冒険家のラリー(ビリー・クリスタル)と明日結婚式を挙げる予定で
あった。代わりにハリーは、娼婦のクッキー(ヘイゼル・グッドマン)に同行を頼む。

そして翌朝、リチャードとクッキーと共に車を出したハリーは、途中で学校に寄り、
ヒリーを車に乗せてしまった。道中、ヒリーを退屈させないように遊園地へ寄ったハリーは、
そこで自分をモデルにした作中人物のケン(リチャード・ベンジャミン)と遭遇。
また姉ドリス(キャロリン・エアロン)の家に寄った後には、ドリスとジョーンを合成した作中
人物のヘレン(デミ・ムーア)が現れた。
そして目的地の大学が近づいてきたが、到着寸前、リチャードが突然死してしまった
。しかもハリーはヒリーを誘拐したとして警察に追われ、オマケにクッキーが麻薬を所持して
いたため逮捕されてしまった。
留置所で地獄の妄想を見るハリー。それをラリーとフェイが保釈してくれた。そしてようやく
大学の舞台に向かうハリー。そこには作中人物たちが拍手で彼を迎えていた。」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2013-03-21 22:55 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)